2015年9月21日月曜日

クリームが先か、ジャムが先か、スコーンの食べ方いろいろ

今日のロンドン情報ブログリストはこちら(リンクします)

ほんの1週間だけですが、コーンウォールに遊びに来ています。
海が見えるアパートを借りて、少しのんびり気分。

数年前にセントモーズという町で借りた物件が良かったので、同じ会社の持ち物件。

町の名前はFowey(フォイ) です。

キーサイドの近くにあるパン屋さんで焼き立てのスコーンが売られていたので、お茶の時間用に買いました。

 コーンウォールのイチゴジャムとクロテッドクリームも買いました。
 
 用意するのは人数分のナイフとスプーンが2本。

スコーンは手でいただくので、ナプキンも必要です。
 海を見ながらのクリームティー。
おうちティーなので、ティーカップではなくて大きめのマグ。
 ブログに載せるつもりじゃなかったからというのが本当の理由(笑)
ちゃんとポットとティーカップにすればよかった、と少し後悔。
まぁいいよね。

スコーンは横にナイフを入れて二つにします。
本格的なマナーでは手で割るんだけど、これは大きいのでナイフで。

私はこんな風にジャムを先に塗って、クロテッドクリームを乗せます。
そして、このクリームはのばさずに、そのままクリームの乗っている部分をパクっと食べます。

で、またクリームを乗せて、パクっ。

クロテッドクリームは150g弱のパックが一般的なんですが、二人でちょうどなくなるくらい。
考えるとすごい量のカロリーかも(汗)

クリームもスコーンも甘くありません。
甘いのはジャムだけ。

この方法だとジャムとクリームの量を調節しやすいことがお気に入りの理由。


ものの本によると、ジャムを先に塗るのはコーンウォール式だそうです。

クリームを先に塗って(というか乗せて)ジャムを落とすのがデボン式。

デボンもコーンウォールもイギリスの南西に位置する州で、乳製品が特産。


早速フェイスブックに写真を載せたらお友達からコメントが入りました。
面白いのでちょっと引用します。


Kちゃん「私はみきちゃん派!」


Mちゃん「今まであまり意識していなかったのですが、いつもクリームが先です( ´ ▽ ` )ノ♡」


Mさん「私もミキちゃん派」


Mさん「ジャムが先でクロッテッドクリームをのせるのはコーニッシュ式です。
デボン式はクリームが先だって。クリーム好きの私は ターッぷりクリームを付けたいのでコーニッシュ式ですが、 見るたんびにヒエ〜っと思うの は
(たくさんクリーム塗って高カロリーの自分のことは棚に上げて)
イギリス人のほとんどが、その前にスコーンにバターを塗ってる!と、言うこと。
要らないよね〜〜。どう考えても。」

Eちゃん「え〜バター塗らないのお?バター大好きだも〜ん
スコーンのボソボソしたのにそのままジャムをのせるのは 何か抵抗があって、、、、変な理屈 バターってでてこないっけ?うちで食べる時は絶対バター塗るよ〜」


Yさん「 見た目でデボン派。」


Mさん「あ、でも、確かにこっちの方がクラッシイな感じはするわよね。」

Mさん「 私もミキちゃん派です。まだホンノリ暖かいスコーンが出てくるとクロテッドクリームが溶けるので、ジャムが先」


Mさん「こっちにも妙に説得力がある」


書いていて思ったんだけど、M で始まる名前のお友達が多いなぁ(爆)

デボン式の写真も載せておきます。
これはウェブから借りてきました。
むちゃくちゃ甘そう。
私にはちょっと無理かも(笑)

因みにティムちゃんはデボン式が好きです。
でもこんなにたくさんジャムは乗せません。

ジャムはイチゴが一般的ですが、酸味のあるものが良く合います。
私はラズベリーとか、ダムソンも好き。

イギリスに来たら、是非試してみてください。
スコーンもジャムもクロテッドクリームも全てイギリスらしい食べ物です。




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2015年9月15日火曜日

ロンドンで運河のクルーズを楽しんでみよう!

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イギリスにはあちこちに運河が張り巡らされています。
運河の運航に便利な、細長い船はナローボートという名前。

そんなナローボートを貸りて、2週間ほどのんびりと船旅を楽しんだりする人も多いのです。

今日は観光でもっとお手軽に楽しめる、小1時間のクルーズを紹介します。
ロンドンの高級住宅地リトルベニスとマーケットで有名なカムデンを結ぶルート。

数社が船を出していますが、その一つがロンドンウォーターバス会社(リンクします)

リンクしたサイトから時刻表とか調べられます。

こちらは乗り場の看板から抜粋。
まず、料金はボートの上で集めます。
カードも大丈夫って書いてあるけど、現金を用意していった方が無難。

そしてずらずらその下に書いてあるのが注意事項(笑)

ペットはダメ、
自転車もダメ、
スクーターとかローラースケートもダメ、
食べ物持ち込み禁止、
アルコール類は中で飲んじゃダメ、
ポテトチップス禁止、
ベビーカーは小さくて軽いもののみ可、しかも折りたたんで下さい。

うるさいなぁと思うかもしれませんが、何分船が小さいので仕方ないかも。
中はこんな感じです。

これ、二人掛けの席。
だけど、大きなアメリカ人の観光客とかは1人でいっぱいという感じ。

カムデンから乗るときは、周りが屋台ばかり。
で、ボートでのんびり食べようと思っている人も多いみたい。
これは先週の写真なんだけど、何人も「え、食べ物禁止???」ってびっくりしていました。

イギリスでは地下鉄の中とか、路線バスでも、においがこもるので飲食は顰蹙モノ。
長距離や郊外の列車はその限りではありません。
が、観光バスなんかでは水以外の飲み物も禁止です。
ものすごく行程のきついオプショナルツアーとかで、バスの中でランチって考えている人は、当日バスの中で飲食できないって聞いてびっくりするそうです。

これは、カムデン側の乗り場です。

水路というのは昔は船を馬に引かせていました。
なので、水路のすぐわきに馬が歩いた道があります。
今ではその道をお散歩したりジョギングしたりする人がいます。

運河自体もモノを運ぶ時代は終わって、レジャーに使われているわけ。

このトンネル(メイダヒルトンネル)は約250mあって、脇道がありません。
なので、昔は船頭さんが仰向けになって、足で押し進む方法で通り抜けたそうです。
 初期の蒸気エンジンの船が通った時は、有毒ガスがトンネル内にこもったり、火事になるなどのリスクがありました。
結局は太い鎖をトンネル内に通して、その鎖に引っ張ってもらうシステムが開発されて、1930年代まで利用されたそうです。

このトンネルを抜けるとガラッと景色が変わります。
 並木道の脇にたくさんのボートがつながれて、ボート上で生活している人もいます。
この辺りは クリーム色の美しい住宅が多いです。
 終点のリトルベニスに入ってきました。
 今回お世話になったクルーの二人。
 リトルベニスは街並みがきれいなのでお散歩にもおすすめです。
住宅地のパブも落ち着いたところがいくつかあります。

これからの季節は紅葉も楽しめます。



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2015年9月10日木曜日

小さいけれど、とても見ごたえのある美術館

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20015年9月9日にエリザベス女王が歴代の君主として、在位最長を更新しました。

これまで一番長かったのはヴィクトリア女王です。

イギリスには昔からたくさんの王様や女王様が王位についてきました。
人気のある人もいれば、そうでない人も。
そんな王様や女王様が集めたコレクションを定期的に入れ替えて見せてくれるのが
今日紹介する「Queen's Gallery」

バッキンガム宮殿のすぐお隣。

バッキンガム宮殿が一般公開されている時期には、チケットを一緒に買う人も多いので、普段よりも少し混んでいます。

毎回テーマに沿った美術品を上品にそろえて、1時間もあれば十分ゆっくりと鑑賞できます。

現在の展示は10月11日まで。
テーマは「パラダイスを描く、ガーデンの芸術」
このアーチの下でセキュリティーチェック。
エアポートスタイルです。

奥に進んで階段を上がったところからギャラリーです。

セキュリティーチェックの前にショップがあって、そこはチケットは不要です。
道を挟んだお向かいの店舗より、王室関係のお土産が揃っています。
王室関係のお土産が欲しい人は

1、バッキンガム宮殿の中のショップ(公開中、入場者のみ)
2、クイーンズギャラリーのショップ(ギャラリー開館時のみ)
3、ロイヤルミューズのショップ
4、バッキンガム宮殿ショップ(クリスマス以外は毎日)
住所は 7 Buckingham Palace Road, London, SW1W 0PP

さて、ここからは今回の展示内容。

フラッシュは禁止ですが、写真はOKです。
ただし、その展示内容に依るので、要確認。


これは、イースターエッグで有名なファベルジェが制作した花の数々。
宝石がちりばめられていて、それでいて可憐で、とても素敵でした。
本当ならひとつひとつアップで紹介したいけれど。


これはチューリップを飾るための花瓶。
 白地に青い模様なので東洋風に見えますがオランダなどで作られました。
チューリップは16世紀にトルコからヨーロッパに入ってきました。
何の役にも立たない、ただ美しいだけの花を栽培するのは大変な贅沢です。
そこで瞬く間にお金持ちの間でブームが起こりました。

オランダのチューリップバブルは有名な話。
チューリップの取引は球根でされました。
だから、どんな花になるのかをたくさんの画家が絵にしました。


これなんかも同じ目的。

 生け花は長持ちしませんが、絵に描くと半永久に楽しめます。

こちらはキャビネット。
色の違う石を切り取ってはめ込み模様にしてあります。
ピエトラデュラという方法。
イタリアで盛んになった工芸です。


 これは見事な花時計。
ひとつひとつの花が陶器で作られています。
写真だと、本物の良さが全然伝わらなくて残念。

お部屋の端から見るとこんな風です。



本の中の挿絵もとてもきれいです。

この扇はヴィクトリア女王のためにアルバート王子が贈ったもの。
お誕生日のプレゼントだったそうです。
バラ、アザミ、クローバーといった英国を表す花があしらわれています。

こちらは同じくヴィクトリア女王のための扇で、娘から送られたもの。
描かれた花の頭文字をつなぐと、Victoriaという綴りになります。

 シャンデリアも花がテーマ。
こんな風にテーマを決めて、いろんな種類の芸術を楽しめます。

あとひと月ほどでこの展示は終わってしまうのでご注意ください。

次はオランダのアートが予定されています。

現在バッキンガム宮殿の中に展示されているフェルメールがクイーンズギャラリーに移されます。
13 November 2015 から14 February 2016
「テーマは日常生活の巨匠、フェルメールの時代」

こちらも楽しみです。



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2015年9月4日金曜日

おうちでお刺身ごはん

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今朝、桃太郎君が大学のあるレスターに戻ってしまいました。

桃太郎君に言わせると
「レスターって、多分一番イギリスでxxな町」
私には下品すぎて書けません(笑)
読者の皆さんのご想像にお任せします。

何がそんなに良くないのか具体的に聞いてみました。

以下は桃太郎君の主観。
若い人が昼から何もしないでウロウロ道端でたむろしている。
街並みが汚い。
ロクなレストランがない。
犯罪が多い。

携帯電話などの電子機器の盗難は、ロンドンを抜いてレスターが最多らしいです。
City AMの記事(リンクします)

マインツから来た岡崎選手、かわいそうにレスターにはおいしい和食はありません。
ブログ友達のPharyさんの情報では、岡崎選手はマインツ時代、ドイツ40選に入っている和食レストランの常連だったそう(リンクします)
おいしいものを探して、ロンドンまで出てくるかな?



昨日はティムちゃんがお仕事ディナー。
そこで桃太郎君と二人きり。
しばらくは食べられないだろう日本食を用意しました。
といってもお刺身買ってきただけ(笑)


私のお気に入りブログにも載せている、ユカさんのお魚屋さん。
ちょうど木曜日でマーブルアーチ店で受け取ることができました。
 これで3人分。
桃太郎君がたくさん食べるだろうと思って、ちょっと多めに注文しました。


ユカさんのお店で見つけたヱビスビール。
私はビールは飲めないので桃太郎君用。
私はお友達からいただいた冷酒。
小さなガラスのお猪口も、日本からお友達が持ってきてくれました。

お刺身、おいしかった~。

 こちらはイカとアスパラの炒め物。

 しばらくするとお猪口が面倒になってきたのでグラスに変えました。
だって一口飲んだらすぐ注いでもらうのって面倒。
でもおかげでちょっと飲みすぎました。

ロンドンでは、大概の日本のものは揃います。
ただ、ちょっとお値段が高い。
ジャパンセンターのお値段はこんなカンジ(リンクします)

ま、でも手に入るだけで喜ぶべきかな。





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