2011年5月1日日曜日

木の話題

昨日、ちょっと外に出ただけで、目とのどが散々な目にあいました。
リッチモンド橋のところで一番ひどかったんだけど、よく見ると、道路の脇に黄色っぽい埃みたいな物がたくさん落ちています。
多分、スズカケの樹が原因。

ロンドンの街路樹の60%以上を占めるといわれている「ロンドンプレイン」という樹は、日本でいう「スズカケの樹」のなかまです。
冬に実をつけて、それが春にはじけるのです。
タンポポの種のように、ふわふわ飛んでいけるように、種には綿毛のようなものが付いています。
ちょっと外に出て写真をとってもいいんだけど、またのどが痛くなるとイヤだから、ウェブで探した写真を載せておきます。
これが種の写真そしてこれが冬のスズカケ。
一番上の写真は、リッチモンド橋の写真(これは随分前に自分で撮ったもの)です。
大きな樹が2本あるでしょう?
両方ともスズカケ。
もちろんこの2本だけじゃなくって、川沿いやグリーンにもたくさん植わっています。
お散歩にでる時は気をつけてください。
ハードタイプのコンタクトレンズの人は、ゴーグルでも着けていないと大変なことになるかも。

樹の話題でもうひとつ。
ロイヤルウエディングの時、ウエストミンスター寺院に鉢植えの樹が何本か置かれました。
石造りの教会の中が、若々しい緑と対照的で、とってもステキなデコレーションだと思いました。
何の樹かなぁ、と思って、中継をずっと注意していたのですが、聞き逃したのか案内がなかったのか、わからずじまい。
ネットで探すとBBCのニュースに案内がありました。
2種類の木が飾られていましたが、
field maples(英国産のかえでの一種) は謙虚を表す木だそうです。
hornbeams(シデ・カバノキの仲間) の花ことばは 回復力。
何となく、二人の関係を意味しているなぁと思いました。

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