2011年3月27日日曜日

暴動の後


今日は午前中はお仕事、午後からは例のチャリティーツアーで、ウエストミンスター地区を歩きました。
お友達が参加してくれたので、ツアーが終わってから、トラファルガー広場まで行って、ナショナルギャラリーのカフェでお茶してきました。

今朝の明け方まで、ここは暴徒が居座ったところ。
他にはリッツホテルの落書きとか、バークレー銀行の窓ガラスが割らた痕を目撃しました。
各組合が国家出費の切りつめなどに対して、抗議のデモを行ったのを、一部、資本主義反対グループの暴徒が乗っ取ったカタチで、最後はお決まりのパターンになってしまいました。

昨日はチャリティーツアーで、リッチモンドを歩いただけだったので、ロンドンのデモや暴徒のニュースはテレビで見ました。
きっと、イギリスを知らない人は、テレビの情報だけだと、イギリスってなんて怖いところだろうと思っているかもしれません。
ティムちゃんは、ニュースを見ながら「モノの被害なんかよりも、こういった映像が与えるイギリスのイメージの悪化」を心配していました。
どこの国でもそうだけど、やっぱりドラマティックな映像を、メディアは表に出したがります。
昨日のBBCでも、何回も何回も繰り返したシーンばかり。
ニュース(NEWs)の意味がない映像ばかりでした。
この間も大学の授業料に関するデモが、暴徒化したのをメディアが取り上げたばかり。
逮捕者もかなり出たようだけど、イギリスでは、逮捕されたって有罪にならないケースもよくあるので、日本の「タイホ」とは全然格が違うみたいです。

今日、暴動の後のロンドンを見て、私的には、いろいろ被害がでたところを、観光客らしい人が写真に収めているのが印象的でした。ちなみにこのデジタル時計は最近トラファルガー広場に設置されたもの。
ロンドンオリンピックまで、あと何時間かの表示が出ます。
でも設置後すぐに壊れてしまったので、みんなから笑いものになりました。
イギリスらしいニュースだったけど、ちょうど地震のすぐあとだったので、ちょっとタイミングを考えて記事にはしませんでした。

これは、トラファルガー広場の床に書かれたもの。
「われわれは変化を要求する」といった意味です。文句を言うのは簡単だけど、いったいじゃあどうやってこの赤字を埋めるのか、アイディアも一緒に書いたらもっとインパクトがあるかも(笑)

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