2011年3月7日月曜日

Prefect(監督生)

桃太郎君が、学校の「Prefect」に選ばれました。
イギリスの学校には、日本の朝礼みたいなものはないようです。
でもその代わりに、アセンブリーという時間が設けられていて、生徒達がホールに集まります。
桃太郎君の学校では、月曜日の午後にアセンブリー。
そして、毎週ではありませんが、アセンブリーの後に、各界で活躍しているゲストスピーカーが1時間弱の講演なんかをします。
テレビに出てくる人もいれば、ビジネスで有名な人もいて、保護者も参加することができます。

今日のアセンブリーでは、新たな「Prefects」の発表があったそうです。
「Prefect」とはイギリスの学校の制度のひとつで、日本語訳は「監督生」だそうです。

すべての学校にあるのかどうかは知りません。
でも私立の学校には必ずあるみたいです。
「ハリーポッター」の中で、ロンとハーマイニーがプリフェクトに選ばれて、選ばれなかったハリーが仲間はずれみたいな気分を味わうシーンがありました。
ダンブルドーァのことをちょっと逆恨みしたりして。

プリフェクトとは、先生の補佐役として、ある程度の責任を負かされる生徒に与えられた「役職名」です。
だから、「監督生」というのは、とてもわかりやすい訳です。
通常は、その学校の最高学年の生徒達から数人選ばれます。
プリフェクトに選ばれると、特別なネクタイを身に着けて、周りからも一目置かれる立場になります。
イースターのお休みの時には、リーダーシップ養成の特別合宿があるそうで、桃太郎君は今から楽しみにしています。
桃太郎君は、現在ロウアーシックスといわれる学年で、9月の新学期から学校の最高学年「アッパーシックス」になります。

学校からもらってきたプリフェクト専用のネクタイを身につけていたので「ブログに載せる写真撮らせて」って聞いてみましたが、ダメだって。
残念。

ティムちゃんもすごく喜んでいるんだけど、桃太郎君が自分のお部屋に行ったら、自慢げに
「みきちゃん、僕も、プリフェクトだったし、クリケットのキャプテンだったし、フットボールのキャプテンもやった。おまけにハウスキャプテン(これは寮長のこと)もやったよ」だって。
子供に対抗してどうするってカンジなんですけど(笑)
男の人って、いつまでも子供。
桃太郎君にも、ティムちゃんにも「すごいねー」と感心してあげたら嬉しそうでした。

2 件のコメント:

Yogacat さんのコメント...

桃太郎君、prefect就任(!)おめでとう♪
専用のネクタイ着用の桃太郎君の写真見たかったです。
イギリスの学校ってハリーポッターの世界みたいな所がまだあるんですね、いいなぁ(私立だけ?)。 
そういえば、知合いのお子さん(16歳位)がイギリスに留学する事になり、学校はスーツ着用が義務らしくて慌ててスーツを買いに出かけていましたよ。

miki bartley さんのコメント...

マダム、おはようございます。
16歳ということは、きっとシックスフォームだから、「ビジネススーツに学校のネクタイ」というところが多いと思います。
イートンなんかは制服は燕尾服だし、ハリーポッターの世界って、そんなに現実のイギリスの学校と離れているわけではありません。

デモね、スーツを買うときには、あんまり高いものはよくないです。
理由は大人用に作られているから。
走り回ったり、絵の具をつけて帰ってきたりしますよ。
生地の丈夫なものを探すといいです。