2010年5月28日金曜日
アフタヌーンティー
イギリスではいろいろな場所でアフタヌーンティーを楽しむことが出来ます。
元は貴族の奥様が、晩ご飯まで待つのはおなかが空くから「ちょっと重いめのおやつ」ということで始まりました。
ベッドフォード公爵家の、アナ・マリア公爵夫人が、アフタヌーンティーの創始者ということになっています。
ロンドンの有名ホテルの殆どで、アフタヌーンティーを取ることが出来ますが、サーヴィスされる時間は3時から5時ごろまでがもっともポピュラー。
お値段は30ポンドから40ポンドというのが殆どです。
アフタヌーンティーは貴族のお姫様になった気分で、おしゃべりを楽しみながら、お菓子やサンドウィッチを楽しむわけです。
ところが日本からのお客様は、出されたものを残すのはお行儀が悪い、ということで、出てくるものを全部食べようとします。
貴族のお姫様は出てくるものを全部食べるわけではありません(笑)
出されるものの中から、好きなものをとって楽しみます。
通常は一人当たり、スコーンが2個から3個、サンドウィッチが4切れほど、お菓子が2-3種類。
この量x2-3人分が3段のお皿にのって出てきます。
お皿が半分ほどなくなると、係りがおかわりを持ってきてくれます。
これにも日本の人はびっくり。
そこで、アフタヌーンティーを、お昼ご飯や晩御飯の代わりに取ればいいのではないか、といった考えが浮かびます。
そんなことをしたら、アフタヌーンティーじゃなくなっちゃうんですが。
でも、まぁ、その辺は大目に見ることにして。
高級ホテルでは1時半くらいから最終5時半(エントリー)くらいまで、アフタヌーンティーを出すところもでてきました。
1時半に行ったら、日本人ばっかり。
・・・まぁ、いいんですけどね。
だったらいっそのこと、12時から出せば? というところもあります。
きょうはそんなアフタヌーンティーを紹介します。
お昼ご飯の代わりに食べたい。
3段のお皿を体験したい。
そんなあなたにぴったりなのが、ハワードホテルです。
ここのアフタヌーンティーは、TLSeeという名前で、ロンドンの名物をかたどった特別製のお菓子が付いてきます。
貴族のフリなんてやってられないというなら、いっそこと、思いっきり観光客しちゃって。
そんなノリのアフタヌーンティー。
もちろん12時からでも大丈夫。
しかも、1時半までに入れば、早割があります!!
そして、残しちゃったものは、ちゃんと特別製のパッケージに入れてくれて、おもちかえりができちゃいます。
ラベルの選択に結構悩みますね。
英国料理っていうのもなんだか・・・ま、いいか。
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1 件のコメント:
ミュンヘンの補習校の近くに本格的アフタヌーンティーが飲めるイギリスカフェーがあって、一度お友達とお茶したことがあります。内装も凝っていてすごくいい雰囲気でした。そのときは無難にスコーンを食べたのね。
<お皿が半分ほどなくなると、係りがおかわりを持ってきてくれ>
る戸いうこともなく、注文したものだけを残さず食べてきました。
何とかいう軽ーいクリームをつけてとってもおいしかったのですが、お値段のほうもなかなかのものでした。
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