2011年9月1日木曜日

ケルムスコットマナー

今日はケルムスコットマナーを紹介したいと思います。
このおうちは、アーツアンドクラフト運動の中心人物ウイリアム・モリスが、友人のロゼッティーと共に家族で住んでいたところです。
ここで、ロゼッティーはモリスの妻ジェーンのことを最高の女性だと想い、彼女の美しい肖像画を何枚も描いています。
当初は短期で借りた家だったのですが、結局はロゼッティーが家を出た後もモリス一家が住み続けました。
そこで、彼のアイディアやデザインをあちこちに見ることができます。

妻のジェーンが刺繍したものや、娘のメイの手によるものなど、家族の微笑ましい様子が目に浮かぶようなところです。
屋内は写真が撮れないのですが、リンクしたウェブサイトでいろいろ観られると思います。

ただ、ここは週に2日、水曜日と土曜日にしか開いていないのです。
しかも4月から10月だけ。
入場は早い者勝ちで、入場制限があります。

私は車でしか行ったことがありませんが、サイトを見ると、公共の乗り物プラス長ーいウォークでたどり着けるようです(笑)
これがチケット売り場。ラファエル前派やモリスのファンはぜひどうぞ。

2 件のコメント:

rotenmeier さんのコメント...

モリスファンというか、アーツ&クラフト、アールヌーボー、アールデコ、そしてバウハウスにいたる一連の芸術運動に関心があります。ケルムスコットマナーと赤い家でしたっけ?モリスにまつわる場所は。行って見たいところです。特にこちらはロゼッティーとモリス夫妻との三角関係のうわさもあり、そちらの興味も(ミーハーですから。)マイフェアレディーのモデルになった女性とも伺っています。美しいご婦人だったようで。
このホームページ、オンラインショップで売っているもの、お値段が思ったよりリーズナブルですね。リバティーより安いのでは?こっちの方がリバティー柄の本家本元だし。実際の物を見ていないので分かりませんが、お買い得感ありの値段です。特に美術館で売っている物としては。

miki bartley さんのコメント...

ロッテンマイヤーさん、こんばんは。
お返事が遅れてごめんなさい。
このコメント、スパムボックスに入っていました。
解除できない機能なので、閉口しています。

ジェーンモリスとマイフェアレディーの関係は知りませんでした。調べてみます。
ここは、とりあえず「開いている日に行く」というのが大変です。
朝一番を目指していくしかなさそう。
混む日は、お昼くらいにその日の入場分がいっぱいになってしまう時もあるそうです。