2007年9月11日火曜日

牡蠣


英国を代表するお話のひとつに「不思議の国のアリス」があります。その中に牡蠣が登場するのは皆さん、ご存知ですよね?

牡蠣のおいしい季節というのは、英語で月の名前を書いて、Rの入っている月とされています。つまり9月 (September) から翌年の4月(April) まで。

ということで、夏の間はお目にかかれなかった牡蠣を、秋口から魚屋の店先で見かけるようになります。

気の利いた魚屋では、店の片隅にちょっとしたカウンターを設けています。そんな所で殻つきの牡蠣を、専用のナイフで器用に開けて、レモンを絞ってごくりと呑み込むのも粋なものです。

牡蠣には亜鉛が多く含まれていて、精力がつくそうですがこれを英語では Aphrodisiac (アフロディジアック)といいます。なんだか長くて、難しい単語に聞こえるかもしれませんが、よく考えて見るとなんのことはない、美と愛の神様アフロディーテの影響を受けるということなんです。日本語の精力とはえらく響きが違いますよね。

言葉のいわれって面白い発想で、これもふうんって納得してしまいます。

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