2007年9月6日木曜日
大阪のおばちゃん
大阪のおばちゃん、というのはデフォルメされたイメージだけが一人歩きしている感があるみたい。
「がさつで身勝手で自分の意見を押し通す」みたいな?
私は大阪出身なので、そういったイメージがまかり通っているのはあまり面白くありません。
この仕事をしていると、日本のあらゆるところからのお客様とお話させていただく機会があります。
たまにはアメリカやヨーロッパからの(日本人の)お客様もいらっしゃいます。
「大阪からの方ってとても開けっぴろげの方が多くて仕事はとてもやりやすい」というのが私の意見です。
思っていることをどんどん口に出される方が殆どです。
だからこちらとしても対応がすぐにできるわけです。
昨日、一昨日とそんな大阪からの8人組のお客様と一緒でした。
大阪の聖母女学院の同級生だそうです。
「京都にもあるねんけど、ちゃんと大阪って書いといてや」
毎年同じグループで旅行を楽しまれているそうです。
「ほんまは10人やってんけど一人死んでもうてね、もう一人は腰痛やねん。」
「もう50年ぐらいずーっと一緒に旅行してんねんよ、すごいやろ?」
すごいと思います。
私はイギリスに住んでいるせいもあって、学生時代からのお友達はみんな縁がなくなってしまったので、とてもうらやましく思いました。
今回のヒット発言はコッツウォルズの駐車場で。
お隣のバスにイギリス人のおばあちゃんたちがゆっくり乗り込んでいるのを見て「いやあイギリス人も歳とんねんなあ・・・」
みんなで大笑いになりました。
バスの中でイギリスのキャラメル味の飴を配ったら「あんたええ人やなあ」
私も大阪人らしく「ほんなら今までは何やったん?!」と突っ込みを入れてしまいました。
あちこちの観光地で全員の写真を、と思っても必ず一人か二人いなくなってしまいます。
「ほっといたらええから、取りあえずこんだけで撮っといて。」
だから全員そろっての写真はご飯の時ぐらい・・・。
この写真は最後のお別れのときにホテルで撮りました。
又是非イギリスにお越しくださいね。
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