毎年夏の2か月間だけ公開される、バッキンガム宮殿。
いつも一般公開の前に旅行業界にお披露目があります。
今年の下見は7月21日にありました。
ということでそのレポートです。
時期が限定されることに加え、人気なのでチケットが取れない日なんかもあるので、早めの予約がお勧めです。
一般公開されるのは宮殿の一部、公式なお部屋のみです。
何百とあるお部屋のすべてが見られるわけでも、女王様の寝室が見られるわけでもありませんが、やっぱり見事な内装や調度類、絵画など見ごたえがあるのでお勧め。
チケットは時間制で、ぴったりの時間に来るように言われます。
少し前に到着して、ゲートの付近にいたら早すぎるので他で時間をつぶして戻ってくるようにと注意がありました。
セキュリティーの関係で、ゲートの周りに人だかりができるのはまずいらしいです。
空港スタイルのセキュリティーがあって、大きな荷物などは持って入れません。
近くにお土産屋さんやカフェなどもあるし、バッキンガム宮殿の正面の写真を撮ったり、することはいろいろあります。
ただ、お買い物は見るだけにしておいた方がいい。入場観光の間持って回らないといけないのでお勧めしません。
バッキンガム宮殿の中にも品揃えのいいショップはあるので、わざわざ入る前に買う必要はないかも。
1本40ポンドです。
今年の入場料。
でも、お玄関に入る前の中庭のディスプレイは、屋根はあるけどかろうじて外という扱い。
今年はやっぱりジュビリーですね。
この中庭と、宮殿内の大きな二部屋は、毎年その年のテーマが決められて、目玉になる展示が楽しめます。
中のお部屋ではエリザベス女王がまだ子供の時にお父様の戴冠式で身に着けたドレスや冠なんかの展示もありました。
公式肖像写真と、その写真で身につけられたネックレスや冠の展示が今年の目玉です。
この冠は女王様をかたどった切手その他に出てくる有名な冠で、1300以上のダイヤモンドでできています。
贅沢な王様として知られるジョージ4世が作らせました。
個人的にはエメラルドのネックレスが印象深かったです。
1956年の公式ポートレートで身につけられたもの。
他にもたくさんのダイヤモンドや絵画を見て、外に出るまで2時間以上楽しめます。
疲れちゃう?
ということで出口には仮設のティールームが用意されています。
いい記念になりそう(笑)