BBC のニュースを見ていたら、老後の生活費についての記事が目に留まりました。
オーストラリア、カナダ、中国、インド、オランダ、日本、イギリス、アメリカの8カ国で調査の結果。
老後に必要な費用が現役時代の70パーセントだと仮定して、この8か国での不足分が2050年には400兆ドルになるといったレポートがあるそうです。
400兆ドルっていくら?
と思ってGoogleしたら、約4.5京円 !
ちょっと想像がつかない桁です(笑)
お札だったらどれくらいの量になるんだろう?
麻薬映画に出てくる、部屋中がお札ってシーンみたいなのかなぁ(笑)
8か国トータルではなく、日本だけの数字でも2500兆円。
この額は年金が不足という意味ではなく、年金に併せて使う個人年金や預貯金も含めた額です。
退職した人たちが、政府からの年金だけで生活する訳じゃないので。
私、日本のことは詳しくない。
生活費のレベルだってわかりません。
老後を日本で暮らす予定もないので、イギリスのことを書きます。
イギリスで受け取れる国民年金は、満期(35年間)まで掛けたとして、2017年現在、年額約8300ポンド。
140円の為替で計算すると116万円。
この額は2016年4月以降に年金の受給を始めた人の受給額です。
それ以前に受給が始まった人は、受給資格が緩かったこともあって、年額6,360 ポンド、
たったの 89万円!!
年額ですよ!
人によっては最終給与年金積み立てとかの契約がある人もいるけど、多分そんなに多くはない。
最終給与年金は、働いた年数を0.6で割った数字がパーセンテージの最終給与が支払われる仕組み。
例えば30年働いた会社から、最後にもらっていたお給料の額の50%が年金になります。
会社の運営さえうまくいっていれば、保証されているけど、つぶれちゃったらどうなるのかな?
じゃあ一体いくら必要かと言えば、Whichの調査、今年始めに行われたものでは、
カップルで26000ポンドで快適な生活、39000ポンドで贅沢な生活ができると試算されました。
その内訳は以下の通り。
カッコ内は1ポンド140円で計算しました。
- ヨーロッパ内のホリデー £4,414(61.8万円)
- 食費 £3,967(55.5万円)
- 住居 £2,969(41.6万円)
- 保険 £2,457(34.4万円)
- 交通費 £2,407(33.7万円)
- 光熱費 £2,040(28.6万円)
- 娯楽 £1,591(22.3万円)
- 家財道具など £1,444(20.2万円)
- チャリティーやギフト £1,382(19.3万円)
- 健康 £1,287(18.0万円)
- 衣類 £1,092(15.3万円)
- 嗜好品(お酒やたばこ) £933(13.1万円)
以上が快適な生活のための費用、加えて以下の3つが贅沢な生活の場合加わります。
- 長距離のホリデー £7415(103.8万円)
- 新車 £4,376(61.3万円)
- レジャークラブの会費 £1,338(18.7万円)
ということで、カップルで将来の生活をプランする場合、
快適な生活=26000ポンド
マイナス二人の年金=9406ポンド
贅沢な生活(39000ポンド)のためには、22406ポンドが追加で必要になります。
これを貯金や投資で賄わないといけない。
この必要額を見ると、住居費が低い。
平均ということなので、家賃がいらない人と家賃を払っている人で大幅な差が出るところ。
他にも食費とか、ここに出ている数字はロンドンだとかなりキツいんじゃないかなぁ。
お酒代なんて、絶対もっとかかるよ
お酒代なんて、絶対もっとかかるよ
気になったので、私たちも生活費の試算を出してみようと思いました。
でも、わが家では家計簿をつけていないので、現在一体いくら使っているのか、正確な数字はわかりません。
家計簿つけてみようか、ちょっと考え中。
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