幼馴染の女の子と将来を誓ったくせに、お金が入ったらすっかり忘れて高根の花だと思っていた人にアプローチ。
婚約までしたけれど、窮屈な生活も嫌なので、どうしようか迷った挙句、結局は別れてしまう。
投資にも失敗して、お金が無くなって、元の幼馴染の女の子と結婚。
サイテーな男だって思いませんか?
原作の名前は「キップス」
英語では「Kipps: The Story of a Simple Soul」
タイムマシン、宇宙戦争、神々の糧など、SFっぽい作品で有名なウェルズの作です。
100年以上前の作品。
これが、60年代にミュージカルになりました。
ミュージカルのタイトルは
「Half a Sixpence」
それが、去年からウエストエンドで映じられています。
先日ティムちゃんと見に行きました。
アーサー・キップス(主人公)は相変わらずサイテーなまま(笑)
でもすごく楽しめました。
振付がすごく良かった。
主人公の軽やかな足取りはぜひ見てほしい。
イギリスの劇場は舞台が近いので、表情まで楽しめます。
日にちによっては安いチケットもあるようなので、是非探してみるといいです。
それにしても、幼馴染の女の子、こんな男と結婚しても幸せになれるのかなぁ?
絶対にどこかで浮気しそう(笑)
こんな何にも考えてないタイプの人と結婚する気になるのは、やっぱり原作が古いから?
お芝居としては楽しんだけれど、しっくりくるストーリーではありませんでした。
第一次世界大戦の前に書かれたものだから、女性が働く場所といえばお金持ちのおうちに雇われるくらい。
高根の花の女性も、幼馴染の女性も 、結婚で生活を支えようとするあたり、古臭い。
せっかくリメイクするなら、もっと中身を変えても面白いんじゃないかって思いました。
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