この本は、エスペラント語で書かれています。
著者は、ソーベルガー・ソーダソン。
彼は、1888年生まれ、1976年に、アイスランドの首都レイキャビックで亡くなりました。
この間紹介した、氷河湖(リンクします)のそば、Hali というところに彼の博物館があります。
博物館のサイト(リンクします)
これがその入り口
これがその入り口
博物館には彼の著書だけでなく、住んでいたおうちの内装などもあって面白い。
ヨガにも興味があったようで、その関係の本もありました。
アイスランド語は、英語に比べるとものすごく難しい言葉。
長い名前も多いし、外国人にとって、厄介な言葉の一つでしょう。
アイスランド以外では、まず通じるとは思えません。
だから、エスペラント語なんていう考えにも賛同できたのかな?
アイスランドの人たちは、英語を話せる人が少なくありません。
私たちの運転手さんも、英語、ドイツ語、ノルウェー語、デンマーク語が話せました。
アイスランド語は単語が時々「あ、ドイツ語みたい」ってカンジでした。
言葉以外にも、びっくりすることが、ファミリーネームがないということ。
苗字はあります。
だけどそれはファミリーネームではないのです。
夫婦が結婚しても、苗字は変わりません。
例えば、花子ちゃんのお父さんの名前が太郎さんなら、花子ちゃんの苗字は「太郎娘」
一郎君の苗字は「太郎息子」
太郎さんの苗字は太郎さんのお父さんの名前の後に「息子」をつけたもの。
お母さんの苗字はお母さんのお父さんの名前の後に「娘」をつけます。
だから一家4人でみんな苗字が違うということになります。
2010年に、アイスランドの火山が爆発したのを覚えていますか?
ヨーロッパの飛行機が飛ばなくなったので、印象に残っている人も多いのでは?
あの火山の名前は「エイヤフィアトラヨークトル(Eyjafjallajokull)」といいます。
舌を噛みそうな名前でしょう?
1週間アイスランドにいて、やっとスムーズに発音できるようになりました。
噴火のあった時には、世界中のレポーターが、発音に苦労したそうです。
特に、イギリス人。
イギリス人は、外国語苦手だからなぁ。
でもレポーターまでやってるイギリス人は、さすが頭はいい。
彼は、単語のアルファベットをさっと数えて、とっさに「E15」と火山を名づけたそうです。
今ではアイスランド人も、面倒な時にE15と呼んでいます。
お土産屋さんのTシャツにも、この火山の発音記号が書かれたものがありました。
アイスランドに行く機会があったら、火山の名前をしっかり練習していくといいかも(笑)
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