ロンドンのセントポール大聖堂の入り口から少し西側に、こんなお店があります。
名前、読めますか?
ちょっとナナメから撮ったので、読みづらいかな?
「サンドウィッチ伯爵」って書いてあります。
賭け事が大好きだったサンドウィッチ伯爵が、食事のために席を立つ代わりに、パンの間にお肉を挟んで持ってこさせたのが、サンドウィッチの始まり。
1762年のことで、場所はロンドンのビーフステーキクラブ。
24人のメンバーとその友人が夜毎に賭博を楽しんでいた紳士クラブです。
他のメンバーも「サンドウィッチと同じものを」注文したのでメニューになったそうです。
このクラブは今でもロンドンにあります。
でも、ここは紳士クラブではありません。
中はファストフードの店内のようです。
カウンターがあって、上にはこんな看板が掲げられています。
注文して、お金を払って、レシートのナンバーが読み上げられたら商品を受け取るシステム。
私、普通はお客様と一緒の時に、この手の場所にはまず行きません。
だけど、お客様からイギリスでしか食べられないものってリクエストをもらったので・・・。
これがここの看板商品。
1762年のオリジナルサンドウィッチ。
その名も「オリジナル1762」芸がないネーミングだなぁ(笑)
5ポンド弱。
中はこんな風です。
ローストビーフと西洋わさびが入っています。
パンは柔らかめで、軽くトーストしてあります。
スープやサラダもありますが、そういったものも注文すると、食べきれないかも。
外に出たら、こんな看板が・・・。
サンドウィッチというのは爵位で、彼の苗字はモンタギューさん。
ということで、フルモンタギューというサンドウィッチもあるようです。
多分ネーミングは「フルモンティー」をもじっているのかも。
ま、話しのタネにはなります。
サンドウィッチが生まれた国で、オリジナル(だと称している)を食べるわけだし。
それにしても本物のサンドウィッチ伯爵は名前代をいくらもらっているのかな?
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