イギリスでは、日曜日のお昼ご飯は、家族が揃って食べるのが伝統です。
サンデーローストなんて、パブやレストランの看板文句になっていたりもします。
もちろんローストもいいのですが、お天気のいい日には、お外でバーベキューも楽しいものです。
ただ我が家はフラットと呼ばれるアパート住まいなので、残念ながらバーベキューはできません。
今日はいいお天気だったので、せめて、キモチ、バーベキュー(つまり、オーブンでバーベキューの真似事)してみようと思い立って、ロースト用に買っておいたチキンをスパッチコックしてみました。
スパッチコックというのは、鳥肉(あえて鶏肉とは書かない)を平たく開いてお料理することです。
平たくすることで、熱が均等に伝わることから、バーベキューなどに向いていますし、ローストよりもずっと短時間で調理できるのが魅力です。
ね、バーベキューみたいでしょう?お肉屋さんで「スパッチコックにして」といえばやってくれますが、おうちでも簡単に準備できるので、今日は写真を何枚か載せておきます。
ぜひお試しください。
失敗したら、ばらばらにしてお料理すればいいので、怖がる必要はありません(笑)
ようは背骨を取り除くというだけ。
こんな風に、鶏肉を丸ごと買ってきます。
用意するのはよく切れるナイフか調理バサミ。
ちなみに、イギリスでは、胸肉だけ、とかもも肉だけなんて風にも買えますが、丸ごと買うのが一番安い方法です。胸肉を下にすると、こうなります。そして、この線に沿ってナイフを入れるか、はさみで切ると、こんな風になります。
そのまま裏返すと、スパッチコックのできあがり。今日は、マリネしてからグリルで仕上げました。
ただ、平たいといってもかなりの厚みはあるので、オーブンと相談して調理時間は決めてください。
私は皮を上にして15分、下にして5分強グリルした後に、低温で25分ほどローストしました。
普通にローストする時には、このサイズだと1時間30分強オーブンに入れるので、かなりの時間短縮です。
それからマリネしたせいもあるけど、ローストとはまた違った食感で、とても美味しくいただくことが出来ました。
このサイズだと、普段のローストでは少し余っちゃうんだけど、今日は残り物なし。
完食は後片付けが楽なのも、うれしいかもね。
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