2007年10月8日月曜日

りんご


保存の技術が進んだ今では年中手に入るので、何となく旬が無い様に見えるかもしれませんが、実はりんごは秋が一番の食べ時です。ごく普通のスーパーマーケットでも5-6種類は置いているでしょうか。
そんな中でもこれぞイギリス!!というのがCox's Orange Pippinsコックス・オレンジ・ピピンというりんご。
イギリスのりんごの中でも特にちっちゃくてシャキッとした歯ざわり。あんまり甘くないんだけど、飽きの来ない味で、スーパーによれば「熟すまで木からもいでません」というのがあったりします。このりんごは意外に歴史が浅く、1840年に最初の樹が販売されて、10年後にスラウのナーサリーから全国に広がりました。

りんごは聖書の中で知恵の実として登場するイメージがあります。イヴがアダムをそそのかして食べさせた、原罪の象徴なんですが、実際に聖書を読むと、どこにもりんごは出てきません。ただ単に木の実と書いてあるだけです。

でも何となくりんごには不思議なチカラがあるような気がしませんか?
英国では昔から「An apple a day keeps the doctor away-りんごの医者要らず」といってその効果を認めていました。
また伝説のアーサー王が癒しを求めた場所である「the Island of Avalon-アバロン島」というのはウェールズ語でりんごの島ということで、この場所では誰も歳を取ることがなく、苦しみもないことになっています。
10月21日はりんごの日です。
全国でりんごにまつわる面白いイベントが用意されています。

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