ミュンヘン記念碑はどこにあるか?
え、ドイツのミュンヘンじゃないの?
違います。
というか、ミュンヘンにもあるかもだけど、イギリスでサッカーファンにミュンヘン記念碑と聞けば答えはひとつ。
正解はマンチェスター。
正確には有名なサッカークラブ、マンチェスターユナイテッドのスタジアム内です。
一般に「ミュンヘンの悲劇」といわれている航空機事故があったのは1958年2月6日。
ヨーロッパ遠征から帰国途中に給油のために立ち寄ったミュンヘンの飛行場で離陸時に事故が起こりチーム選手の8人を含む23人が亡くなりました。
マンチェスターユナイテッドのサッカー場にはこの記念碑や資料の展示があるミュンヘントンネルとよばれる場所があります。
ウェブサイトにも特別なページが作られている。
私が訪れた時はご覧のように真っ青な青空に映えるスタジアム。
トンネルに行かなくても観ることができる、東スタンド脇の記念の時計。この時計、事故の時間を表したまままという記述を見たこともあるのですが、私がここを見るたびに違う時間が表示されているので、たぶん間違い。
もしくは昔はそうだったのかも。
10時45分というのは私が写真を撮った時間です。
ほらね。
東スタンドの外壁にはサッカー場を模した記念碑も入っています。
この東スタンド手前を左手に進んでいくとミュンヘントンネルがあります。
サー・ボビー・チャールトンスタンドの入り口部分。
進んでいくとトンネルの中央あたりに記念碑があって永遠の炎が灯されています。
同じ壁の並びには試合前の記念写真。
偶然なんだけど、みんな、右側にいるんです。
先日紹介したソルフォードラッズクラブ(リンクします)内にクラブの歴史を紹介するお部屋があります。
彼の写真の左側には1958年2月6日、飛行機事故で死亡と書かれています。
エディーはマンチェスターユナイテッドの選手でした。ちょっと大きくしますね。
ユナイテッドのウェブサイトにエディーコールマンのページ(リンクします)があって、ロックが好きだったこととか、他の選手と映画を見に行ったり、音楽を聴きに行ったりしたエピソードが紹介されています。
ユナイテッドのウェブサイトにエディーコールマンのページ(リンクします)があって、ロックが好きだったこととか、他の選手と映画を見に行ったり、音楽を聴きに行ったりしたエピソードが紹介されています。
時代が違うので直接試合を観ることはありませんでしたが、愛されていた選手だったんだなぁというのが文面からも伝わってきます。
このミュンヘンの事故から航空業界はたくさんのことを学んで、雪や氷の季節の滑走路状況を考慮するようになったそうです。
チームの8人を失ったことで1958年には棄権するしかなかったヨーロッパのカップ戦でしたが、その10年後、1968年にボビー・チャールトンやジョージ・ベストなどの名選手に恵まれたユナイテッドはイギリスのチームとして初のヨーロッパでの勝利をつかみました。
因みにその年の国内リーグの勝利はマンチェスターシティーだったそうで、ユナイテッドは2位でした。
今年のプレミアリーグ、優勝はリバプールがすでに手にしています。
この記事を書いている今現在、マンチェスター勢はシティーが4位、ユナイテッドが16位という位置。
今回の記事には全く関係ないけれど、来年こそアーセナルに頑張ってもらいたいなぁ(笑)
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