2021年11月1日月曜日

雄鶏を食べてみた。

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チキンを買う時って、丸ごと買うのが一番経済的。


イギリスのスーパーマーケットで売られている標準のチキンは生後40日くらいです。
もちろんスーパーマーケットにもいろんな取り扱いがあるので、もう少し長生きしているチキンもあります。
動物愛護に熱心なイギリスでは、例えそれが家畜でも、その環境に気を配ることが大切だと考える人たちが多く存在します。

コロナ禍から、我が家ではスーパーマーケット、お肉屋さん、お魚屋さんからそれぞれ食料を配達をしてもらっています。
ここ2年ほど、私たちが食べているチキンは、Packington という農場のもの。

家畜の安全を配慮したうえでの完全な放し飼いで、家畜の取り扱いはもちろん、味も申し分ありません。

それでもたまにティムちゃんが他のいろんな農場からお取り寄せして味比べをしたりしています。

今回は Fosse という農場の80日間育てたチキン。


確かにおいしかったのですが、「Packington のチキンと比べるとそれほど違いがあるわけじゃない」というのが私たちの感想でした。


この農場では他にもいろんな家畜がいて、私たちの気を引いたのは雄鶏。
120日間育てた、風味たっぷりの雄鶏!


ちょうど桃太郎君が帰省するというタイミングで、お取り寄せしてみました。
きっと食べたことがないはず。

届いたのは約 3.5 ㎏の雄鶏!
私たちがクリスマスに注文するカモやガチョウが 5 ㎏ 前後なので、大きすぎるわけではありませんが、普段お料理しているチキンは 2㎏ 以下です。
なので農場のおすすめ調理法を試してみました。
読んだ限りでは、七面鳥の調理法と似ています。

まず、胸側を下にして、たくさんの香味野菜の上に乗せたチキンをオーブンへ。
途中で胸を上にして焼き上げます。


しっとり上手に焼きあがって、風味も十分満足な雄鶏でした。
七面鳥より厚くスライスして、レッドカラントのジェリーとブレッドソースで。

サイズが手ごろなので、七面鳥の代わりにクリスマスに用意する人も増えているそうです。
普通のチキンに代えて毎週食べたいわけじゃない(サイズが大きいから)けれど、ディナーパーティーなんかでは話題にもなるしいいかなって感じでした。







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