4月って、観光ガイドにとっては割と暇な月なんです。
もちろん末にはゴールデンウィークが控えているけれど、それまでは暇。
特に私の主なクライアントはビジネス関係の人たちなので、4月は異動なんかもあるようで、おかげで毎日のんびり過ごしています。
今日はお天気も良かったし、ティムちゃんもお仕事だったので、ガーデンに行ってきました。
ウインザーの近くのセヴィルガーデンです。
今は春のお花がとってもきれい。
5月初めに個人のお客様をご案内しようかな、と思っての下見です。
ここはずっと昔に来たことがあるけれど、たいして印象的ではありませんでした。
でも、ガイド仲間とのおすすめのお庭の話題で名前が挙がったので、見に来る気になりました。
実際に来て、やっぱり昔とはずいぶん変わっていてびっくり。入口のビルもショップが大きくきれいになったし、カフェも充実しました。
ガーデンの方は、春から初夏にかけて楽しめるお花が多く植えられています。
流れの周りには水芭蕉の仲間。
これは、さつきかな?
ガーデンは広いので、少しでも温度が高いところは早く咲いています。
逆に低いところはちょっと遅め。
「まだ咲いてるんだ~」とびっくりしちゃったラッパ水仙。
ロンドンの公園ではもうひと月くらい前に終わっています。
これもサツキかなぁ?
シャクナゲ類はものすごく種類が多くて、このガーデンにもたくさん植えられています。
一番左の柳の木はこのガーデンが造られた30年代に植えられたものだそうです。
遊歩道以外にも芝生の上をずんずん歩けます。
ただ、流れの近くはぬかるんでいたりするので注意が必要。
すぐ脇には温室があって、その中の噴水がステキ。
水の流れ方が面白くて、ずっと見ていても飽きません。
今、これを書きながら、あぁ、ビデオに録ればよかったとちょっと後悔。
シルバーの階段みたいなモニュメントが真ん中。
庭の邪魔をせずに、ちょっとだけ高いところからバラが眺められるのです。
きっと綺麗だろうなぁ。
4月から6月はツツジ、サツキ、そしてシャクナゲ。
6月から9月はバラがきれいなガーデンです。
もう、ブルーベルが咲き出している。
ベンチに座ってサンドウィッチを食べながら時間を忘れてお花を眺めるのもイギリスらしい。
どっちを向いても絵になるガーデン。
ルームズスタイルのように完成度が高いガーデンもいいけれど、こんなタイプのガーデンのほうが親しみが持てるし、気ままに歩けるのがいいなぁ。
ぜひお散歩しに来てください。
長くなっちゃったので、次のブログ記事で、アクセス方法を書きますね。
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