かっこいい内装でしょう?
ロンドン金融街のバンク駅からすぐのところに新しくオープンしたレストランです。
天井が高くって、メゾネットになっています。
この写真はそこから下を見下ろしたところ。
外観も大きなガラスがたくさん使われているのですごく開放感があります。
このレストラン、名前は「La Bourse」フランス料理です。
といってもお値段が高いだけで疲れちゃうレストランではありません。
オーナーのアルマーディさんによると、
「最高級のお料理をお手ごろな価格で」というのがポリシー。
最近のロンドンは不景気ということもあって、低価格なものがはびこっています。
安ければ何でもいいというのは、ついこの間のようなスーパーマーケットの馬肉混入などで、持続可能でないのは明らか。
La Bourse では、安いなら何でもいいだろうというアプローチではなく、
本当に上質なものを、良心的な価格で楽しむことができます。
このレストランの目玉はステーキとロブスター。
共に高級素材です。
でも、このレストランではお財布を気にすることなく味わえます。
昨日、お友達とディナーに行って来たので写真を紹介しますね。
女の子3人で楽しいディナー。
だから、みんな違うものを頼んで味見しあいっこ。
今回のメンバーは、ロンドンで1番人気のブロガー、ロンパラさん(リンクします)
ABロードの特派員記事も書いているねこなすさん(リンクします)
そして食べ歩き大好きな私の3人。
これはウエイター君お勧めのレンズ豆のスープ。
お豆のスープなんだけど、ベーコンの風味が効いていてとてもコクがあります。
量も多すぎないし、美味しかった。
これはね、ステーキタルタル。
2種類どう違うかって言うと、左が牛肉、右が鹿肉。
ポチポチ乗っているソースは、タバスコが効いている。
私は牛肉の方がいいって思ったけど、ねこなすさんも、ロンパラさんも、鹿の方かいいって。
両方美味しいので、これもお勧めです。
こちらはフォアグラのポワレ。
ポワレっていうのは、簡単に言えばソテーのこと。
煮込んだ乾燥フルーツのソースが絡めてあって、こってり風味がおいしい。
ロンドンの高級レストランでは、前菜は15ポンドくらいからが相場。
だけど、La Bourse ではみんな10ポンド以下です。
さて、メインコース。
このレストランではステーキかロブスターがお勧め。
なんといってもそれが売りのところですから。
ステーキはカットの種類で選びます。
そして、調理方法は、評判のジョスパー。
ジョスパーというのはグリルとオーブンの中間みたいな調理法。
最近人気のレストランで置きだしたようです。
素材の風味を一番逃さない方法らしい。
これは、コート・デ・ボーフ。
350gってメニューに書いてあったけど、絶対にもっと大きい。
焼具合を聞きに来てくれたウエイター君、すごく丁寧。
ミディアムレアーって言ったら、
「レアっぽいミディアムレア?それともミディアムに近いミディアムレア?」ですって。
フランス人のシェフなので、普通のロンドンの焼具合よりはレアに近いそうです。
「フランス人のミディアムレアで大丈夫」って注文したら、ちょうど私の好みでした(笑)
ねこなすさんはロブスターとアンコウの組み合わせ。
ロブスターだけでも注文できて、それだと何と20ポンドを切るお値段なのです。
ロンパラさんは、貝柱との組み合わせを注文。
私たちは注文しなかったけど、ロブスターとステーキなんて組み合わせもあります。
もう、おなかいっぱい。
こんな風に、シーフードも食べて、お肉も食べてっていう時、どんなワインがいいでしょう?
たくさん人数がいれば、赤白両方注文するんだけど、女の子3人だと多すぎちゃう。
そんな時に私はボジョレーか、バーガンディーの赤ワインを冷やして飲みます。
予算がたっぷりだとバーガンディー、経済的なのはボジョレー。
昨日はBrouilly というボジョレー地方のワインを合わせました。
普通は常温で置いてあるので、メニューを決めた時にアイスバケットに入れてもらいました。
冷えるまで、シャンペンを飲んでいれば問題なし(笑)
さて、おなかはいっぱいなんだけど、やっぱりデザートも興味があったので・・・(笑)
各自ひとつずつ、合計3つ頼んで真ん中に並べてもらいました。
左からラズベリーのタルト、アップルタータン、ラムババ。
小皿ももらって、一口ずつ全部いただきました。
私はこれが一番好き。
上に乗っているのは何と赤紫蘇の芽。
ラズベリーのくぼみにはひとつひとつジェリーが入っています。
パッと見たらシンプルなのに、実は手が込んでいる。
お次はアップルタータン。
お皿の淵のソースはカラメル味。
でね、ひとつひとつに金箔が・・・ゴージャス!!
さて、これはラムババ。
名前をネタに5分くらいおしゃべりできました(笑)
スポンジにたっぷりラムがかかっています。
そして底にラベンダーのゼリーと、ワイルドストロベリー。
これ、甘そうに見えるけど、全く甘くない。
却って、さっぱりしたものが食べたい人にお勧めします。
さぁ、コーヒーも飲んで帰ろうかと思ったら、アルマーディさんがやってきました。
「美味しかった?」って聞きにきてくれたんです。
で私たちがデザートまで平らげたのを知ると、にっこり笑って
「これを食べてもらわないうちに帰すわけには行かない」
って、さらに2つのデザートがサービスで運ばれてきました!!
これ、名前を忘れてしまいました。
フレンチ何とかって名前だった気がする(笑)
もう、どのデザートもステキすぎ。
実はもう少ししたら、アフタヌーンティーを始めるんですって。
まだ、出してはいないけれど、お店の前にお菓子のディスプレイなんかも予定しているそう。
無機質なシティーの一角に、ウエストエンドみたいな華やかさが加わるのね。
で、最後はこれ。
テーブルに来た途端「かわいい~!」
一口サイズのアイスクリームがメレンゲの上に乗っています。
ひとつは直径は1インチくらい。
これね、みんなお花の味なんです。
注文したら、ぜひ何の味か、ひとつずつ当ててみてください。
正式オープンは4月1週目ですが、すでにソフトオープンしています。
是非行ってみてください。
60 Threadneedle Street
London
EC2R 8HP
スレッドニードル通りから脇に入って、50mくらい行ったところ。
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