2011年7月10日日曜日

パオル2世

ローマ法王とかじゃないですよ。
タコの名前です。

去年のフットボールのワールドカップ、覚えていますか?
あの時話題になったのは、ゲームそのものはもちろんだけど、ドイツの水族館で飼育されていた「タコのパオル」の勝敗予想でした。

残念ながら、あのパオル君は死んでしまったのですが、NHKのニュースによると、ドイツではその後継者を現在探しているというのです。

以下はNHKのニュースのコピーです。

なでしこ勝利 タコの予想的中
7月10日 14時30分
サッカーワールドカップの試合の勝敗を次々と的中させ、人気者になったタコの「パオル」と同じ水族館で飼育されているタコが、なでしこジャパンのドイツ戦の勝利を予想して的中させていました。
去年、南アフリカで行われたサッカーのワールドカップでは、ドイツ西部のオーバーハウゼンの水族館で飼育されていたタコの「パオル」が、予想した8試合の勝敗をすべて的中させ、一躍人気者になりました。このパオルの死後、ドイツでは後継者を選ぼうと、ドイツ各地の水族館のタコ8匹が参加して、現在、ドイツで開かれているサッカーの女子ワールドカップで、試合の結果を予想させるコンテストが行われています。なでしこジャパンが、強豪ドイツと戦った準々決勝については、8匹のうち、パオルと同じオーバーハウゼンの水族館で飼育されている「パオル2世」と名付けられたタコが唯一、日本の勝利を予想し、見事に的中させました。この予想コンテストでは、女子ワールドカップの期間中、最も多く予想を的中させたタコが、晴れてパオルの後継ぎの座を与えられることになっていますが、「パオル2世」はこれまでに2度予想をはずして、ベルリンの水族館のタコにリードを許しているということで、今回は本家の意地を見せた形となりました。


ちょっと調べてみると、オーバーハウゼンの水族館では、オリジナルのパオルが死んでしまった1週間後に、フランス生まれのタコ(生後6ヶ月)を同じ水槽で飼い始めたそう。

今日のお昼過ぎ、スウェーデン対オーストラリアの試合があって、その勝者となでしこジャパンの試合が13日8時45分。
ティムちゃんが言うには、スウェーデンだって、オーストラリアだって、体が大きいから、日本選手の小回りのよさで、面白いゲーム展開になるんじゃないかって。
実際昨日の試合も(イエローカード続出だったけど)ドイツの目の前でボールを上手く奪っていました。
一番感心したのはディフェンス。
キーパーもよかった。
もちろんドイツの甘い詰めのおかげもあるけど(ペナルティーエリアのキックは殆どオフターゲットだったし)運と努力の結果かな?
13日の試合が楽しみです。
因みに各国の優勝の倍率ですが(イギリスでは何でも賭け事の対象になります)
上から;
ブラジル 9/4
日本 3/1
アメリカ 16/5
フランス 9/2
スウェーデン 13/2
オーストラリア 28/1
の順です(ウィリアムヒルの場合)
これを参考にすると、日本、決勝も夢ではないってこと。

2 件のコメント:

phary さんのコメント...

<本家の意地を見せた>
ハハハ、タコちゃん、こうなるともうこじつけですね。今まではずれていたのに一度当たったからって、そんなに簡単にあのパウル君の後継者になれるとは思えません。
あ、今気が付いたんですが、日本とイギリスじゃ「パオル」っていうんですね。ドイツはどっちかというと「パウル」って感じかな?つづりもPaulですから。でも「オ」と「ウ」の中間音なんですよね。
賭けの倍率の読み方がよく分からないのですが3/1っていうのはどういうことですか?

miki bartley さんのコメント...

Pharyさん、こんにちは。
イギリスでは「ポール」が正しい発音です。
ドイツの発音がそうなのかと思って、NHKに倣ってみたんですが、ちょっとちがうんですね。

賭けの倍率は
日本 3/1なら、1ポンド掛け金で、当たれば3ポンド戻ってくるということです。
セミファイナルの結果に対する掛け率は;
アメリカ 11/10
フランス 5/1
スウェーデン、日本共に 3/1。
ということでアメリカが最有力候補というところです。
13日のフランクフルト、楽しみですね。