2010年7月23日金曜日

アルタミラ洞窟

すごい車の行列でしょう?
これは道路わきに駐車された車。
アルタミラ洞窟の入り口です。
もちろん駐車場はあるんだけど、入りきれない車。
イギリスだったら駐車違反のウォーデンが来て、切符を切るのに忙しいだろうけど、ここは北スペインの田舎、誰もとがめる人はいません。

チケットを買うのに20分くらい並んで、やっと来た博物館。
この中に、洞窟の壁画(というか天井画)のコピーがあります。
美術の時間だか歴史の時間で写真を見た、石器時代の牛の絵のアレです。サンティヤーナ・デル・マーの高台にあります。博物館の脇では、石器時代の狩猟のデモンストレーションが行われていました。
楽しそう。
私も挑戦してみたかったけど、絶対に届かないだろうなー。これは本物の洞窟の入り口。
年間数千人の研究者のみに開かれているそうです。昔は一般公開されていた洞窟の壁画は、保存のために観光客は博物館でコピーを見ることしかできませんが、行ってよかった。
石器時代のことがよくわかる、とてもいい博物館でした。
残念ながら、展示の説明文はスペイン語と英語のみ。
でもビジュアル面がかなり工夫されているので、他の言語でも基礎的な知識があれば理解可能です。

アリタミラ洞窟のおみやげ。
5種類くらいありましたが、これに決めたのはプリント番号が101だったから。
各プリントは999枚限定だそうです。
何となく101には縁があって、大英博物館に寄付した屋根のガラスの番号も101でした。
これはリッチモンドのおうちに帰ったら、暖炉の上に飾るつもりです。

2 件のコメント:

rotenmeier さんのコメント...

そういえばアルタミラ洞窟はスペインの北にありましたね。やっぱり中には入れないんですか。博物館の展示はレプリカと言うことですが、洞窟風に展示してあるのですか?
以前から気になっている場所です。いつか行ってみようかと。

miki bartley さんのコメント...

ロッテンマイヤーさんこんにちは。
そうなんです、本物の洞窟には入れません。
でもコピーの展示はすごくよかったと思いました。
職業柄、こういったことには敏感なんですが、保存と大衆の興味と、収益が上手く共存しているなー、と(笑)
まるで本物の洞窟のように展示されていますよ。
しかも時間限定のチケットなので、いかにもそれっぽい(!!)
はじめに博物館を自由に見て、指定された時間にコピーの入り口に行って、そこから洞窟(コピー)に入場といった体裁です。
お勧めです。
入場料は、たったの3ユーロ。
でもすごい行列でしたから、出来れば前もって買っておいたほうがよかったかな?
当日券は20分以上並びました。