2009年6月17日水曜日

Rhyming Slang

今日の話題は英語のスラング(隠語)です。
これをマスターすれば、あなたは立派なイギリス人(・・・そんなわけないけど)

でも結構会話には出てきます。
単語自体が簡単な割には、意味が全然通じないので、
「聞き返すのも何だなー」と思っているうちに、話題が変ってしまって、後で聞いても「?」な場合が多いです。

そんな隠語の中でも、一番外国人にとって厄介なのがライミング・スラング(Rhyming Slang)。
これは意味したい言葉同じ韻を踏む言葉枕詞のみを使う方法です。
ちょっとわかりやすく色で分けます。

Apples はりんごだって、誰でも知っていますけど、これは階段のこと。
なぜかというと、りんごはいつもとセットになっていて、
英語だと Apples and Pears階段(Stairs)と同じ韻です。
例えばエレベーターに問題があって、階段を使わなくてはいけない時。
「Use Apples」=「階段を使え」となるわけ。

Bees はみつばち。
だからいつも蜂蜜とセットで出てきます。
蜂蜜は(Honey)、そしてこれは お金(Money)と同じ韻です。
だから、「金曜日まで一文無しなの」と言いたければ、
「I haven' got any bees till Friday」となります。

使い方はわかりましたか?

それでは少しだけ例を挙げておきます。
がんばって使ってみてください。
でもイギリス人にしか通じません。
特にロンドンの下町で始まった言葉なので、地方によっては別の言葉が使われることもよくあります。


Captain = Book 本、もしくは帳面 (キャプテン・クックCaptain Cook)
Cat = House 家 (猫とねずみCat and Mouse)
Dicky = Shirt シャツ (Dicky Dirt)
Elephant's = Drunk 酔っ払い (象の鼻Elephant's Trunk)
Ginger = Queer オカマ ( ジンジャービールGinger Beer)
Glasshopper = Copper 警官
Hampstead = Teeth 歯(ハムステッド・ヒースHampstead Heath)
Loaf = Head 頭(一斤のパンLoaf of Bread)
Mince = Eye 目(ミンス・パイMince Pie)
Trouble = Wife 女房(トラブルと抗争Trouble and Strife)

でも外国人である日本人が、こんなイギリス的なことを知っているとは思わないだろうから、変な顔をされるかもしれません(笑)

3 件のコメント:

chaka さんのコメント...

Wow, it is very fun and brilliant.

miki bartley さんのコメント...

Hi Chaka,
Welcome to my blog!
Rhyming Slang is very difficult but fun to know (I think...)
If you remember Austin Powers(the one with Michael Caine), Mike Myers and Michael Caine was using these slang in the movie)
Go to "You Tube", and type "Austin Powers Rhyming Slang", enjoy!

chaka さんのコメント...

How kind of you, thanks.