2022年5月12日木曜日

テムズ川沿いのアートウォーク

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最近いいお天気が続いているロンドン。

お散歩したらいいんじゃないかなって思う場所がいっぱい。

ロンドンは歴史ある街だから、どこを歩いてもそれなりに発見があります。
でも古いものばかりがいいわけじゃない。

「The line」というプロジェクトがあって、これは屋外のアートをつなぐウォーキング。

今回少し紹介するのはその一部。
子午線で有名なグリニッチの東側テムズバリアからO2イベント施設へのウォーク。


テムズバリアから西に向かって川沿いの歩道を歩いていくと、10分くらいでパブ。
錨と希望(Anchor & Hope)が看板。
外観はこんな感じです。
16世紀からここにはパブがあったそうですが、現在のものは第2次世界大戦のおりに爆撃の被害に遭った後に建て直されたもの。

このエリアにはたくさんの工場があったので、爆撃はそういった工場がターゲットだったらしいです。

いまだに機能している工場もいくつかあって、砂利の処理場もその一つ。
砂利の採取のための船や処理の工場までの運搬を考えると、川沿いは好立地なわけです。

どんな風に機能しているのか説明のボードも川沿いにありました。
船から工場へ、そして工場から船へと砂利を運搬するための施設なんかもあります。
そんな工場を過ぎてしばらく行くと新しいマンションが立ち並ぶエリアに出ます。
遠くにはテムズを渡るケーブルカー(白い支柱)も見えます。
その支柱のそばまで歩くとエコロジーパークといってテムズ川の生態なんかを案内している小さな公園。
その脇から川に桟橋のように突き出た部分にアートが見えます。
ちょっと大きくしてみましょう。
ダミアンハーストの作品。
「ヒュドラとカーリー」ギリシア神話の怪物とインドの女神の組み合わせです。

そして、支柱を越えると今度はアンソニーゴムリーの「クオンタム クラウド」
歩きながら少しずつ角度が変わると中の影が違って見える面白い作品です。

それじゃあ写真が多くなったので続きはまた今度!




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