日本からのお客さまから
「ロンドンっていいわねぇ」って言われることがたまにあります。
時間にゆとりがある、
緑のスペースが多い、
文化的な場所に無料のものが多い、等々。
逆に、「ロンドンってダメねぇ」って言われるのは
公共の乗り物が時間通りではない、
誰も信号を守らないし、渋滞がひどい、
物価が高い、が上位3位かな。
他に、「ホテルの部屋が狭い」も多い。
安いホテルはもちろんだけど、がっかり度は高いホテルほど高いです。
特にスイートとか、普段アメリカや東南アジアに行き慣れている人は、ロンドンのホテルは狭く感じるそうです。
ま、土地が余ってないんで。
それから「ウォシュレットがないなんて、先進国のくせに!!」も、たまにあります。
全くないわけじゃないんですけど、ほとんどないですね(笑)
ロンドン、すごい硬水だし、電気系統の故障も多いから、家庭でもビジネスでもウォシュレット少ないです。
ということで、先日訪れたお蕎麦屋さん。
まず最初に手を洗いにお化粧室に行ったら、個室のドアを開けると、
便座のふたがサーッって開いて、それだけで写真撮ってしまったほど!!
すごい!
ウォシュレットのあるホテルやレストランはロンドンにもあるけれど、私の経験では、自動で蓋が開いたのは、ここが初めて。
操作のパネルもシンプルで使いやすそう。
でも、どこを押してもお湯も水も出てこない。
便座に座らないと出ない仕組みかと思って、座って押しても反応なし。
期待した反動で、かなりがっかりしました(笑)
とりあえず気を取り直してグランドフロアのバーに座ります。
お友達のロンパラさん(リンクします)とねこなすさん(リンクします)とでランチの予定。
梅酒をロックで飲んで待っている間に、周りをぐるっと見渡してみる。
ここ、入り口が分かりにくい。
裏口かと思ったところがお玄関でした。
中に入るとバーとテーブル席があって、下の階がレストランです。
上から見下ろした、おそばを打つコーナー。
誰もいない。
レストランもガラガラ。
去年の12月にオープン。
パリで評判のいい手打ちそばのお店が、ロンドンにもオープン。
名前は円Yen(リンクします)
スタッフはみんな愛想はいいんだけど、サービスはスムーズではなかったです。
この人は片言の日本語で、一生懸命頑張ってるって好感持てました。
例えば、私が冷酒を頼んで、ねこなすさんはビールを頼んだんだけど、ロンパラさんには何も聞かずに行っちゃうとか。
ジャパニーズレストランにありがちな、メニューの内容が料理法のみで、材料の記載がないところ。
例えば天ぷらの盛り合わせ、お刺身、等々。
嫌いなものがあるかもしれないので、普通は何が入っているか聞いたりしますが、ちゃんと答えが返ってこない。
「シェフに聞いてきます」でいいんだけど、それもない。
前菜、松花堂弁当、おそば、デザートがセットになっています。
前菜は手作りのお豆腐。
ギリシャヨーグルトくらいの硬さ(クリーム状)で、なかなかおいしい。
天ぷらは衣が厚すぎで重い。
塩じゃけかと思ったら、タダの焼き鮭、しかも焼きすぎでドライ。
出し巻きもしっとりっていうよりウェット。
お刺身は平凡。悪くはないけど、美味しくもない。
おでんはひどかった。
こんにゃくは冷凍されたような食感。
大根もほっこりって感じではなかったし、竹輪はただブニョブニョで気持ち悪かった。
煮込んで、冷凍して、解凍して、温めなおしてから、冷めたのを出しましたって感じ(爆)
こちらはねこなすさんのおそば。
かなり小ぶりです。
ロンパラさんは天ざる。
終わりごろを見計らって、蕎麦湯が来ました。
で、私にもセットのざるそば。
コシはあるけど、歯ざわりっていうか、おそばらしさはなし。
おまけに香りが全然ない。
かなりがっかりでした。
デザートは、本日のデザートか季節の果物。
これのどこら辺が季節なのか、突っ込みどころはいっぱいなんだけど、もうたぶん来ないので文句は控えました。
もちろん本日のデザートが何なのかも聞きましたよ。
でも全くよくわからない説明だったのでフルーツにしました。
他の二人も和菓子が食べたいって言ってたんだけど、あるっていうスタッフと、今日はないっていうスタッフがいてよくわからなかったし、専門であるおそばがあの程度だったので、場所を変えてお茶することにしてお店を出ました。
こちらがお勘定。
今見なおしたらゲストの数2人になってるし!!
数も数えられないのかなぁ。
内装ステキ。便座のふたが自動で開くのもすごい(笑)
キッチンも機能的で清潔そう。
でもそれだけのレストラン。
向かいのロカに行けばよかった。
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