イギリスには本当にたくさんの劇場があります。
大きくて、歴史のある場所から小さくて新しいもまで、お好みで選べます。
今週は新しくて小さな劇場、セントジェームスでコメディーを観てきました。
「Breeders」(リンクします)という作品で、
副題が「THE PATH TO PARENTHOOD ISN’T ALWAYS STRAIGHT」
親になる道のりは遠いってカンジです。
あらすじは…
アンドレアとキャロラインは幸せなカップルで仕事も順調、金銭的にも恵まれた生活を送っています。
ただ、女同士なので、自然な方法では赤ちゃんは望めません。
養子をもらうこともできますが、できれば自分たちの遺伝子を持った赤ちゃんが欲しいと思っています。
アンドレアの兄ジミーがキャロラインを妊娠させることができたら、この問題はあっさり解決。
そう考えた二人は、ジミーに精子を提供させることを条件に、新居にジミーとガールフレンドを住まわせることに決めます。
こう書くとものすごい内容に聞こえるかもしれませんが、かなり軽く仕上がっています。
ジミー役のニコラスバーンズは、ベニドームでもうだつの上がらないミドルクラスを演じていました。こういう周りから流されちゃうタイプの役が似合う人なんだなぁ。
舞台の内容も面白かったのですが、それよりも劇場がよかったです。
全部で300人ちょっとしか入れない。
私とティムちゃんの座席は前から3番目、一番後ろの席でも13列目です。
なので、舞台がすごく近い。
登場人物は4人だけで、背景も全く変わりません。
会話だけで物語が進んでいくので、英語が苦手な人にはお勧めできませんが、イギリスらしい舞台を観たい人にお勧め。
Breeders
9月3日から10月4日まで
開演時間
月から土の夜の部 7.30pm
木曜と土曜のマチネ 2.30pm
日曜日はお休み
お値段は
Aの席 £37.50
Bの席 £15
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