寝室の秘密といっても、私の寝室じゃありません(笑)
久しぶりに観光地のお話です。
ロンドンの南西に、ハンプトン宮殿という、約500年前に建てられたお屋敷があります。
ロンドンはここ数日とてもいいお天気です。
昨日も気温が20度くらいまで上がって、正直ちょっと暑かった。
ハンプトン宮殿は、ここ10年くらいで、観光地としての面白さが倍増したところです。
私がガイドになった当時は、正直言って、殻はいいけど中身が・・・って感じだったのです。
でも今は、お台所には火が入り、日によっては昔風にお料理していることも。
また、宮殿のあちこちに俳優さんや女優さんがいて、当時を偲ぶこともできます。
この宮殿は大きく分けて4つの部分を楽しむことができます。
ひとつはチューダーの時代(500~400年前)
お台所と宮殿が楽しめます。
バロックの時代(約300年前)
名誉革命時代の、ウイリアムとメアリの宮殿。
ジョージ王朝の時代(200~300年前)
特にジョージ王朝初期のお部屋がいくつか。
この部分は、美術館にする予定があるそうです。
そして迷路や旧式のテニスコートも含むお庭。
離れには「シーザーの勝利」というマンテーニャの作品も入っています。
昔はがら~んとしたメアリ女王(2世)の部屋が、現在は特別展示のために使われています。
← こんな入り口です。
題して「Secrets of the Royal Bedchamber」
ベッドチェンバーというのは、寝室のことです。
英語で部屋という言葉は、おもに2つ。
ひとつはチェンバー(chamber)
もうひとつはルーム(room)
だから、寝室といいたければ、
Bedchamber もしくは Bedroom となります。
意味は同じだけど、受ける印象は大きく違います。
ハリーポッターの中にもいろんな部屋が出てきました。
場所によって、チェンバーとルームが上手く使い分けられているなぁって思ったものです。
ルームとチェンバー、現在では同じように使われていますが、元の意味は何と逆なんです。
チェンバーは密室、というか、閉ざされた場所という意味が元になっています。
そして、反対にルームというのは、空間、広い場所、~ができるスペースがある、といった意味があるのです。
だから王家の寝室として使うなら、ルームよりはチェンバーがふさわしいわけ。
だって、ここに入ることのできた人は、ごく限られた人だけでしたからね。
この「Secrets of the Royal Bedchamber」では、今年(2013年)3月末から11月3日まで、約300年前の王家の寝室を舞台に、色々楽しんでみようといった企画です。
始まってから、プライベートで1回、お仕事で2回行きました。
英語がネックになるかもしれませんが、とても楽しめる内容でお勧めです。
通り一遍の、調度類を観るだけの展示ではなくて、人間関係などの話も出てくるので面白い。
この特別展示に関しては、撮影が禁止なので、入り口の写真のみですが、たくさんのベッドやそれにまつわる話があります。
またところどころで、なりきり俳優さんたちが、いろんな内緒の話をしてくれます。
ぜひ、英語で会話をしてみて欲しい。
ガイドブックに載っていないようなこととかも、たくさん教えてくれるので、その時代についてのいい勉強になると思います。
ハンプトンコートのオフィシャルサイトはこちら(リンクします)
王家の寝室の秘密の展示に関してはこちら(リンクします)
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