先週、セラミックホブを壊してしまいました。
重いおなべを落として、割ってしまったんです。
縁が欠けちゃったとか、そんな程度ではなくて、タッチタイプのエリア。
仕方なく、新しいものに買い換えました。
シンプルなデザインが気に入っていたし、よくものの壊れるイギリスで、10年近く活躍。
そこで、同じ会社の似たようなデザインのものを再び選びました。
最近はお店に足を運ばなくっても、オンラインで大概のものは手に入ります。
セラミックホブも、製造会社の名前を入れると、ずらっとモデル番号と写真が出てきました。
で、他の人たちの評価とか、いろいろ比べた結果、特定のモデルを決定。
今度はそのモデル番号をサーチすると、取り扱い店の名前と売られているお値段のリスト。
お次はそういったお店や配達に関する評価を見て、良さそうなところを決定。
クレジットカードで決済して、配達日の指定。
「木曜に、近所にお届けがあるので、その日に指定してくれたらエコですよ」
そんなインフォもありましたが、翌日配達も無料なので、そうしてもらうことにしました。
それで、簡単にお買い物はおしまい。
ところがやっぱりそんなにうまくは行かないんですよね。
だって、イギリスだし(笑)
ネットで注文したのは、日曜日の朝のお話。
そうしたら、日曜日の夕方に電話がかかってきました。
「月曜に届けるとネットで出てきたのは間違いなので、木曜日でもいいですか?」
「ちゃんとエコな日を選ぶなんて、いい会社じゃないの」と思ったので了承しました。
で、水曜日。
夕方電話が入って「明日、配達は朝の10時ごろになる見込みです」ってお知らせ。
このあたりで、かなり感心しました。
こんな細やかなサービスなんて、評価をちゃんと読んでから決めてよかった。
・・・・・ところがね、翌日お昼を過ぎても誰も来ません。
配達のヘルプラインに電話しても話し中。
やっと4時ごろ電話が繋がりました。
要約すると、ドライバーが住所を見つけられなかったらしいです。
「お届け先はレストランですか?」
「いいえ」
「お住まいはガソリンスタンドの横ですよね?」
「いいえ」
「運転手はレストランで1時間くらい、あなたが現れるのを待っていたらしいです」
「だから、レストランなんて、ここにはありませんってば」
「おかしいですね」
「そうですね」
「もう運転手は戻ってきましたから、土曜日にもう一度伺います」
「土曜日はアーセナルの試合に行くので、明日、金曜日に来てください」
「実はロンドンに配達するのは毎週木曜日だけなんです」
だから、木曜がエコなんて、出てきたのね。
「じゃあ何で土曜なの?」
「今週は大きな注文があるので、土曜と日曜に車を出すことになっているのです」
「じゃあ日曜にしてよ」
「残念ながら、日曜日の車はもういっぱいなんです」
「月曜日の配達が木曜に変更になって、木曜の予定もそちらのミスで変更なんだから、
当然、私が他の人よりも優先されるべきでしょう」
「・・・・・」
「で、どうなの? 日曜日でOKでしょう?」
「マネージャーに聞いてきます」
ということで、日曜日の夜に届いたホブ。
昔は配達にきてくれた人が、設置までしてくれるのが当たり前でした。
でも最近は、設置して欲しければ別料金、というところがほとんどです。
それから、今回いろんなサイトを見て知ったのですが、配達料金もいろいろ。
重さやサイズ、お届け先の階数。
「3段以上の階段があれば、別料金をいただきます」みたいな。
幸い、セラミックホブは小さいし軽いので、別料金はありません。
以前、設置の様子を見ていたことがあるので、接続も自分でやってみることにしました。
ティムちゃんは反対しましたけど、何となく面白そうだし。
梱包を解いて、接続の仕方を読んでみました。
そうしたら、接続には専用のケーブルが必要ですって。
で、それは梱包の中には含まれていませんでした。
H05BB-Fという名前のケーブル。
聞いたこともないので、ネットでサーチしてみました。
笑っちゃったのが、私みたいに「自分でできそう」って思う人がイギリスにはたくさん。
「xxのホブを買ったけど、接続できません、助けて」
「***のホブに必要なケーブルってどこで買えるんでしょうか」
ネットにそんな書き込みがたくさん出てきました。
しかも、そういったケーブルは業務用みたいで、50mとか、長いものしか売られていません。
1.5mもあれば十分なんだけどなぁ。
やっぱり接続の電気屋さんが必要なのかも。
そう諦めかけて、ふと気がつきました。
今使っているセラミックホブは同じ会社なんだから、きっと接続だって似ているはず!!
だから、そのケーブルをそのまま使えるんじゃない?
それで、やっぱり自分でやってみることに。
じゃーん。
セラミックホブの裏側です。
接続の仕方は全く同じではありませんでした。
でも、多分、これで大丈夫じゃないかな?
太いケーブルなので、結構、捻じ曲げたりするのが大変。
とりあえず、何とかなったみたい。
ね、見た目は大丈夫。
電源になっているブレーカーを元に戻したら、ちゃんと作動しました。
ティムちゃんがおうちに帰ってきたら、自慢して見せよう。
それにしてもイギリスに住んでいるおかげで、何でもできるようになったなぁ。
ところで、セラミックホブって日本ではIHクッキングヒーターって言うんですね。
私が子供の頃にはなかったので、日本での呼び名が分かりませんでした。
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2 件のコメント:
セラミックホブって、何かおなべかなんかかなぁってお持って読んでいったら、、、!!!
みきさんがこの手のことに強いとは知っていましたが、これはすごすぎ!だって入っていたものを説明書どおりにつなげたわけじゃないんでしょ?女性とは思えないわ!うちのだんな君並みです。
Pharyさん、こんにちは。
やっぱり、セラミックホブだと、通じないんですね。
日本語でセラミックホブってグーグルしたらあまり出てこなかったので、調べたらクッキングヒーターって言うみたいです。
この手のことは好きなので、やりますけれど、失敗も多いですよ。
それに、代わりといえばなんですが、私はお掃除とかお洗濯はできません。
お掃除の失敗談だけで、本が書ける位。
みんな何かひとつくらいはとりえがあるものです(笑)
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