今日はヴァレンタインデー。
日本に住んでいる女の子達には「義理チョコ」などの出費がかさむ日らしいですね。
イギリスも含めてヨーロッパでは、女の子が花束とかチョコレートなどのプレゼントをもらう日です。
でもプレゼントよりも大切なのは、イギリスではカード。
さっき、ティムちゃんからもらったばっかりの、イギリスのカードを紹介します。
我が家では、郵便屋さんが来るのは遅い(8時半くらい)ので、起きた時に手紙を受け取りたい時には、夜中のうちにドアの前に置いておきます。
封筒が破れているのはもう開けちゃったから(笑)
こんなカンジで置いてありましたって再現映像です、あはは。今年のカードの表紙はこんなの。バッグの中にはウィリアムカーリーのチョコレートが入っていました。
イギリスには街のあちこちに「カード屋さん」があります。
それ以外にも、文房具店や新聞屋さん、スーパーマーケットなどにもカードが並んでいます。
花束なども、どこでも買えますから、うっかり忘れていても、当日何とかなるものです。
でも好みにかなったカードを探すのは、やっぱり大変。
カード屋さんで長い時間をかける人もたくさんいます。
ジョークが書かれていたり、素敵な詩が書かれていたり、無地で自分が何か書くものとか、中身もいろいろです。
ティムちゃんがくれたものは、こんな中身です。
ティムちゃんは、子供みたいな字を書きます。赤で書いてある「ハッピーヴァレンタインデー、愛をこめて」以外は自分で書くわけです。
ヴァレンタインのカードは「誰かがあなたのことを想っていますよ」というミステリアスなところが大切なので、ティムちゃんはいつも名前の代わりに「シークレットアドマイヤー(謎の想い人)」とサインします。
カードのあちこちに「x」がたくさん書かれているでしょう?
イギリスでは「x」はキスのことです。
3つ並べると、「I Love You」という意味にもなります。
だから、不用意にお手紙に書かないようにしないと大変です。
例えば日本で封筒の裏、留め口に「x」のマークを入れると、愛をこめてといった意味合いに誤解されるかも知れません。
2 件のコメント:
みきさんとこはいつもラブラブですね。
うちのだんな君の頭にはバレンタインデーという文字はありません。「あれはハロウィンと同じで外国の習慣だから、ドイツ人には関係ない。若い奴らは商業主義に踊らされてる。」そうです。
娘たちは彼氏や友達からお花やカードやチョコをもらうのに、オカーさんは指をくわえてみているだけです。
Pharyさん、こんにちは。
私とティムちゃんは、仲もいいけどケンカもよくします。
思っていることをすぐ表に出すので、外から見ていると滑稽かもしれません。
ヴァレンタインの風習はどこからきたんでしょうね。
ヴィクトリア時代には、すでにカードを贈った習慣があったそうです。
因みにヴァレンタインやクリスマスのカードが、イギリスで切手の普及(発明が1840年)に一役買ったそうです。
もちろん他の理由もありましたが。
Pharyさんのだんな様の「商業主義」っていうのは、本当にその通りです。
ティムちゃんはそう思っていても、かわいそうに私に言う勇気がないだけかもしれません(笑)
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