2010年1月1日金曜日
Inglorious Basterds
明けましておめでとうございます。
ステキな年になりますように。
今年もたくさんの記事をアップしていきたいと思います。
どうぞよろしくお付き合いください。
さて早速ですが、2009年の終わりに見た映画について。
Inglorious Basterdsです。
この作品は桃太郎君のクリスマスリストに入っていました。
はじめは暴力シーンが多そうなので(だって、タレンティーノだし・・・)クリスマスのプレゼントにはふさわしくないと思って買うつもりはなかったのですが、12月の半ば過ぎに私も観たいな、と思って買ってしまったDVDです。
もちろん包装して、ラベルには桃太郎君へって書きました(笑)
さすがに25日や26日には、ちょっとキリスト様への遠慮もあったので観ませんでしたが、27日にはそろそろいいだろうと、家族揃って楽しみました。
タレンティーノ監督は天才だと思いました。
今までの作品と比べると、かなり洗練されています。
たくさんのチャプターに分かれているのはこれまでも同じ。
軽いテンポでどんどん作品中に引き込まれていきます。
私はブラッドピットはあまり好きではないのですが、この作品は彼にぴったりで、他の配役は想像できません。
舞台は第2次世界大戦中の、ナチスドイツ占領下のフランス。
そこに乗り込んでくる、アメリカ人のチーム、反ナチのInglorious Basterdsが主人公です。
あまり内容に触れると、これから見る人たちに悪いので、桃太郎君の感想を書いておきます。
「これまで観た、どの戦争映画よりも、戦争には行きたくない、と思わせられた」
15歳の男の子にそう思わせられる作品って、かなりたくさんの要素がないと。
リアルさ、迫力、ストーリーの面白さ、映像。
いろんな部分で、ふとしたユーモアが小気味よく登場します。
ティムちゃんはストーリー展開(というか結果)に不満があったようですが、私は逆にそれがすごくいいと思いました。
あまり詳しく書くとネタバレになっちゃうので、簡単に書きます。
映画が終わった直後の会話。
ティムちゃん「オチが出てこない・・・見逃しちゃったのかな? ダブルだったとか?」
桃太郎君と私「違うよ、本物だよ」
ティムちゃん「でもそれじゃ話が違ってくるよ」
私は問題のシーン(映画館で何が起こったか)は、映画というメディアに対する、タレンティーノの皮肉だと思いました。
まだ見ていない人は是非どうぞ。
私の好きな映画ベスト10入りしました。
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5 件のコメント:
あけまして
おめでとうございます。
今年も素敵な記事を楽しみにしています。
ごめんなさい。
上の記事は私です・・。
新年あけましておめでとうございます。
みきさんご家族にとって良い年でありますように。
Inglorious Basterds、ぜひ見たいです!
うちの娘にも見せて感想を聞いてみたいですね。
最近私が見ているのは、娘へのクリスマスプレゼントの一つ、TVシリーズのUgly Betty。軽く見るのにはいいかも。ファッションも中々見もの。
今年もよろしくお願いします。
のび太さん、こんにちは。
今年もよろしくお願いします。
上の記事にも書きましたが、イギリスは新年早々雪で大変です。
たくさんの地域で学校が休校になっています。
でもロンドンではそれほど積もったわけじゃないんですけどね(笑)
マダムのところもステキな年になるといいですね。
映画面白かったですよ。
やっぱりタレンティーノなんで、ちょっと殺人シーンは多めに出てきますけど。
Ugly Betty、私はちゃんと観たことがないんだけど、イギリスではテレビでやってます。
今度ちゃんと見てみます。
それじゃあ今年もよろしくお願いします。
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