ロンドンの交通費が高いのは世界的に有名みたいです。
為替の関係で、最近は少なくなりましたが、1ポンド200円から250円くらいの時は、よくお客様に驚かれました。
「ロンドンの地下鉄の初乗りが1000円ってホント??」
「バス代が一回500円って聞きました!!」などなど。
確かに現金でその都度買うと高いのですが、ロンドンっ子はそんな買い方はしません。
普通は定期(トラベルカード)かオイスターカード(日本のスイカみたいなもの)を使います。
また、その日一日だけ乗り放題なんていう、ワンデートラベルカードもお徳です。
オイスターカードが始まったときには、持ち主の動向が記録可能ということで、人権問題に敏感なイギリスではかなり反対意見も多かったのですが、このカードを利用するとかなり交通費の割引があるという懐柔策で、何となくみんな買ってしまいました。
オイスターカードの登録義務も免除されたので、旅行者でも簡単に利用ができるようになりました。
このオイスターカードは地下鉄とバスなどで割引料金で利用が出来るプリペイド機能があるのですが、今まで利用が出来なかったナショナルレイルにも、今年からプリペイド機能が使えるようになりました。
私の住んでいるリッチモンドはロンドンの交通網ゾーンでは4に位置しています。
ゾーンはロンドンの地下鉄の環状線(サークルライン)の駅を含めてその内側がゾーン1、それから外側に向かって、数字が大きくなっていきます。
例えばヒースローの飛行場(中心地から約25km西に位置しています)はゾーン6です。
ロンドン交通網の地図を見たい方はこのリンクからどうぞ。
リッチモンドは便利な場所で、ロンドンの中心に行くのに3つ以上の方法があります。
例えばピカデリーサーカスへいくとします。
バス33番でハマースミスへ、それから9番でピカデリーサーカスへ
この方法だとバスx2なので料金は現金だと4ポンド。
オイスター利用だと、2.40ポンド。
時間は込み具合で違ってきますが、下手をすれば1.5時間以上?
地下鉄だとディストリクト線でハマースミス、そこでピカデリー線に乗り換えてピカデリーサーカスまで。
料金は現金だと4ポンド。
オイスターカードだと時間や曜日で違ってきますが2ポンドちょっとで、所要時間は30分強。
でも混んでます(笑)
私は地下鉄が嫌いなので、普通は鉄道を利用して、ウォータールーまで行きます。
これまでは3.70ポンド払っていましたが、これからはオイスターカードが使えるので、ピーク時(朝と夕方)は3.20ポンド。オフピークだと2.30ポンド。
ウォータールーからは、バスか地下鉄。
そこでまた料金がかかりますから、普段はワンデートラベルカードを利用したりします。
朝一番から使えるものはゾーン1-4だと10ポンド、9時半以降のものは6.30ポンド。
これまでは紙のカードをその都度買わなくてはいけなかったのですが、オイスターがキャップ(料金の上限)を設けてあるので随分便利になりました。
オイスターのキャップというのは「その日の料金の合計がワンデートラベルカードを越えない」というものです。
でもお友達のガイドから聞いた話ですが、路線によってはオイスターの料金の方が普通の切符よりも高いところが存在するようです。
細かい料金の案内はここでは出来ませんからロンドン交通局のサイトを紹介しておきます。
料金以外にも時刻表とかイロイロ出てきます。
ロンドン交通局
オイスターカード
今日、ロンドンは雪!
上に紹介した以外に、リッチモンドからはオーバーグラウンドという線が出ているのですが、今日は雪のためお休みだそうです(笑)
でも2センチくらいしか積もっていないんですが・・・。
4 件のコメント:
ドイツでは改札がないから、観光やお仕事で来た人の中には無賃乗車をしてしまう人がいますよ。
時々駅で質問をされたりして答えるんですが・・・「だったら買わないでいい」って人もいて、余計なお世話をしても仕方ないかな?と、あきらめます。
何年か年前から罰金だけではなく、刑事罰になったのに・・・。
ヨーロッパでは一日パスとかグループパスとか色々あるけど、日本ってバリエーションが少ない気がしますね。
リンクありがとうございます。
なるほど~日記のタイトルがでるわけですね。。。
以後気をつけます!
オイスターカード、昨年11月にロンドンに行ったときに買いました。
オイスターカードを入れるプラスチックのケースももらいましたが、IKEAのロゴ入りでした。普通のロンドンの地下鉄マークのやつがよかったのにいいい。
ゆき珠さん、おはようございます。
「だったら買わないでいい」って言うのもすごいですね。
バレなきゃいいって感覚なのかしら?
昔、地下鉄のヒースロー空港の駅が自動改札じゃなかった時代、知り合いに似たような感覚の人がいました。
その時代はキセルがばれると確か10ポンドくらいの罰金(その場で徴収だったと思う)だったんだけど、キセルがバレる確率と、その間に支払うべき地下鉄代を秤にかけて、「払わない方がトク」と判断していたようです。
日本からの旅行者を空港で出迎えて、ホテルまで送る、「アシスタント」と呼ばれる仕事をしていた人です。
1日に2-3回空港に行くので、「リスクは十分モトがとれる」と豪語していました。
リンク、すごいでしょう?
タイトルも更新情報も出るんですよ。
そしてね、このリストは更新時期が新しいブログが常に自動でトップに来るんです。
ロッテンマイヤーさん、おはようございます。
そういえば、11月にいらっしゃったんでしたよね。
ケースは、どれが当たるかは、その時のお楽しみみたいです。
O2なんかで大掛かりなイベントがあったりすると、その広告だったり。
恐竜の絵の付いているカバーとか、ツタンカーメンとか、イロイロ見たことがあります。
一番プレーンな、ブルーの広告なしのものは、最近見かけなくなりました。
もしかしたら、ロンドン交通博物館とかで「買えるかも」しれません(笑)
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