今日は金曜日です。
ティムちゃんと、ふたりで何をしようか考えた挙句、パブクロールをすることにしました。
パブクロール(Pub Crawl)というのは、パブのはしごのこと。
いろんなパブで、一杯ずつ何か飲んで、お散歩を楽しみます。
たくさんは飲めないので、ティムちゃんはハーフパイントのビール、私はプロセッコ。
イギリスでビールというのはビターとかエールとよばれて、日本のビールとはちょっと違います。
日本のタイプのビールは「ラガー」と呼ばれます。
味は、と言いたいところだけれど、私はビール類は一口も飲めないので、わかりません。
プロセッコはイタリアの発泡酒のこと。
ボトルに詰めた後、2次発酵させるので、発泡するわけ。
フランスのシャンパーニュ地方で造られたものは「シャンペン」とよばれますが、それ以外の地域ではスパークリングワインと総称されます。
イギリスのパブでワイン類を頼むと、小さなグラスは175ml、大きなグラスにはなんと250mlも入っています。
発泡酒は125mlなので、ちょっとだけ飲みたいときにはこれを注文することにしています。
本当はシャンペンがいいんだけど、高級なバーにでも行かない限り、グラスでまともなシャンペンは出てこないので、プロセッコが無難です。
まず初めはテムズ川沿いのホワイトクロス。
リッチモンドがリゾート地だった、ジョージアンの時代にホテルとしてオープンしました。
上の写真はティムちゃんのハーフパイントと私のプロセッコ。
ヤングスというビール会社の系列なので、グラスに名前が入っています。
お次はホワイトスワン。
この辺りには昔リッチモンド宮殿が建っていたそうで、あちこちに古い建物や記念のプレートが残っています。
因みにエリザベス1世が亡くなったのはこの宮殿。
1603年のオハナシです。
このパブから少し入ると、リッチモンドグリーンに出ます。
ここにはパブが2件並んでいます。
ひとつはクリケッターズ
リッチモンドグリーンでたくさんのクリケット試合が行われたそうです。
そのお隣は、えっと、名前を知りません。
多分、「プリンスオブウェールズ(皇太子)」とか「プリンシーズヘッド(王子の首)」とかの名前だったと思います。
そこから美味しいチョコレート屋さん、ウイリアム・カーリーの前を通って次のパブ「シップ」へ。
このパブの隣は、以前郵便局だったので、郵便やさんが沢山飲みに来ていました。
仕事中に、しかもみんな制服、イギリスらしい光景でした。
でもヤングスが手を入れなおして、きれいにしてからは、客層がガラッと変ってしまいました。
ここはプロセッコを切らしていたので、ピムスを注文しました。
最後はハイストリートをまっすぐ進んで、セントメアリー教会の手前にある「エンジェルとクラウン」
そのままリッチモンド駅の手前まで歩いて、ラスティカでピザを食べておしまい。
おうちを出たのは11時ごろ。
お昼を食べ終わって帰ってきたのは3時半を過ぎていました。
結構飲んだので、二人ともゆっくりお昼寝をしました。
2 件のコメント:
Mikiさん、こんにちは。
楽しそうですね、パブのはしご。
これからの季節は、冷たく冷やしたスパークリング・ワインも美味しいですよね。
一軒ずつ何かを飲みながら、最後にピザなんて
贅沢な散歩だなぁ^^
ヨーロッパのビールは、あまりキンキンには冷やさないので、
お腹にも優しい、うふふ。
でも写真のピザは、結構ボリュームがありそうですね。
健康的で羨ましいです。
NOMOさん、こんばんは。
コメントをいただいたのをすっかり見逃していました。
私はビールは全然飲めないので(匂いがだめなんです)いつもワインです。
温度のことは日本からの方は皆さんおっしゃいますね。
ピザは大好きなのでいつも食べ過ぎてしまいます。
それほど健康的ではないかも(笑)
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