少し前にピザの美味しいお店、ということでトゥイッケナムのイタリアンを紹介しました。
今日はリッチモンドにある、その姉妹店の紹介です。
ここPizzeria Rustica のピザは、何回か英国で一番美味しいと賞を受けています。
駅からも近いし、リッチモンドへ来たついでにどうぞ。
ワインはモンテプルチアーノを頼みました。
ティムちゃんは写真が下手です。
このブログだけを見ていると、何だかいつも食べてばっかりの私ですが、今日の話題はお勉強です。
私たちブルーバッジガイドには、いくつかの協会があります。
それぞれがいろんな勉強会を主催していて、メンバーが参加して知識を磨くことが出来るようになっています。
勿論参加はしたい人だけなので、強制ではありません。
今日はJRTGA(日本語ガイド協会)の勉強会がありました。
春ということで、ガーデンのお勉強です。
Chelsea Physic Gardenはその名の通りチェルシーにあって、元はお医者様のお薬を作るためのハーブガーデンとして始まりました。
18世紀にはヨーロッパでも最高のハーブガーデンのひとつとして知られるようになり、Kew Gardenに先立って植物の収集で知られるようにもなりました。
アメリカの綿のプランテーションの種もここから送られたという歴史があります。
同じロンドンでもKewに比べると2度ほど気温が高いので、ハーブの育成には適しているそうです。
日本から来られるお客様は、きれいなお庭を楽しみに来られる方が殆どですが、ここはそれよりもハーブガーデンの意味を捉えるのに適しているところです。
お庭の一部分は特定の人物に由来していたりして、立て札などを読んでいくだけでもかなりの情報が得られるように工夫してあります。
ウイリアムカーティスは植物綿密画でもで有名な人。
以前の記事で植物綿密画を紹介した時に名前を出しました。
コルクの木もありました。
教育のための設備もあって、都会の子供たちが食べ物がどうやって出来るのかを勉強したり。
この木はマートル(和名はギンバイカ)です。
ウォルトディズニーがこの木を見て、バンビの色を決めたという逸話があります。この草はマンドラゴン。
根っ子が人間の形に似ているということで、いろんな伝説の元になっています。
例えば引き抜いた時に叫び声を挙げて、その声を聞いた人は死んでしまうとか・・・。
ハリーポッターを読んだことのある人は、ホグワーツ魔法学校の植物のレッスンに出てきます。
見た目はただのほうれん草みたいですが、発疹やできもののための塗り薬などに古来から使われました。
Royal China Club のいいところは、お料理もさることながらサーヴィスのよさです。
これはヘッド・ウエイトレスのクッキーちゃんです。
私たちとシェフとのリエゾンです。
どんな物が食べたいか彼女に伝えたら、シェフの意見をきいて、そしてアドヴァイスしてくれます。
今回はTurbot とロブスターを生簀から選んで、シェフのアイディアと私たちの希望を併せて、特別料理を作ってもらいました。
貝柱の蒸し物
一口食べたところで「あっ写真!」
Turbot のお刺身
サラダの上に乗っています
次はロブスターのサラダなのでロゼワインに変えました。 これはロブスターとフルーツのサラダ
ジューシーなフルーツとぷりぷりのロブスターが絶妙な取り合わせです サラダの残りはてんぷらにしてもらいました
そして仔牛肉とフォアグラ
これはシェフからのプレゼントで、私たちは注文しませんでした。
この後にフルーツの盛り合わせとお茶をいただきました。
ごちそうさま。
ちなみに生簀からの魚介類は重さで値段が決められます。
今回の物はロブスターが90ポンド、タルボットは54ポンドでした。
貝柱はこれまで私が食べた中で一番美味しかった。これは18ポンド。
ワインはイタリアのGavi di Gavi と、アメリカのZinfandel Roseを頼みました。
食前のシャンペンと、仔牛肉、フルーツとお茶はレストランがサーヴィスしてくれました。
出てくるお料理がみんなハート型になっているのに気がつきました?
私の趣味から言えばやりすぎなんだけど、シェフなりにロマンティックを演出してくれたみたいです。く