2007年7月3日火曜日

グラスゴーのテロ事件


ロンドンで未遂に終わった事件の翌日、6月30日午後3時過ぎ、スコットランドのグラスゴーで炎上したジープが空港ターミナルビルに突っ込むという事件が起こりました。
最初のニュースを聞いたときには「何て素人っぽいテロだろう」というのが正直な感想でした。
犯人の二人組みはあっけなく逮捕され、ロンドンの件で触発された位に思っていましたが、様相が変わってきました。
7月1日、2日を通して続々逮捕者が出ていますが(3日朝の段階で9人)殆どがお医者様や医療関係者だというのです。
クラスで教養の程度が全く異なる英国ではかなりショッキングな発見です。
これまではテロに関わる人間というのは洗脳された無教養な大人か、情緒不安定な理想主義の若者というイメージでした。
ところが今回の事件ではこのカテゴリーには入らない人たちが関わっていた(と当局はみている)わけです。
幸いにもけが人すら出ていない事件ですが、余波は広がりそうです。

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