イギリスのクリスマスはお昼ご飯を正餐にする家が多いようです。
わが家では年によってお昼にしたり、夜にしたり色々。
今年は2時ごろにいただきました。
メニューはガチョウのロースト。
七面鳥をお料理する家庭が、多分一番多いイギリス。
でもガチョウもそれほど珍しくありません。
七面鳥は大きいので、残り物の心配がある家庭では胸肉だけを焼くところも。
そういった部位はクラウンと呼ばれています。
今年のニュースでは、ちょっと違ったメニューも人気だそう。
例えば雉やヤマウズラといった野鳥類。
また猪とかシカ肉もよく売れたそうです。
夜ごはんの時は前菜とかも用意するのですが、お昼の時は前菜は無し。
いきなりメインなので楽といえば楽かなぁ?
ガチョウはレスター州にある農場に注文してクーリエが配達してくれます。
セルダムシーンという農場で、評判もいいし、もう何度もここで買っているので安心。
ただ問題は配達が早め。
今年は22日に届きました。
これ見て「おいしそう」って言えるのは、長年こっちに住んでいるから(笑)
でも、25日まで長いよ~。例年ならもう少し寒いので、ティムちゃんの車のトランクに入れておけばクリスマスまで問題ないのですが、今年は日中15度以上になる日もあって、ちょっと屋外はマズイ。
そこで冷蔵庫に入れなくてはいけなくなりました。
一般の日本の人って、きっと食料としてのガチョウなんて見たことないでしょうね…。
メチャクチャ大きいんです。
どれくらい大きいかっていうと…
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冷蔵庫の棚二つ分くらい。
ひとつ上の棚のお肉が大体2㎏。
ガチョウは6㎏くらいです。
オーブンもいっぱいになっちゃうので、2時間半ほどかけて焼き上げた後は、
で、この間に付け合わせを用意します。
ポテトは1時間半ほどローストしなくてはいけないので、ガチョウを取り出す前にオーブンに入れてあります。
で、食卓に出す時はこんなカンジ。
テーブル全体の写真を取ればよかったとちょっと後悔。
ワインはティムちゃんがモーガンを選んでくれました。
ガチョウにもよく合っておいしかった。
これが盛りつけたところ。
左上の細長いのはパースニップといって白いニンジンみたいなもの。
ローストすると、甘みがあってホクホクした食感です。
そこから時計回りにスタッフィング、ローストポテト、クリスピーベーコン、チッパラータ、ガチョウ、アップルソース、そして芽キャベツ。
芽キャベツはスライスして、スープストックとバターで炒め煮にしてあります。
ガチョウの身は脂がのっていてコクもあるので、さっぱり目のアップルソースがぴったり。
プロのキッチンではないので、すべてを同じ時間に仕上げるのがちょっと難しい。
とっても美味しくいただきました。
ごちそうさま!
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