今日はイギリスの王様、エドワード3世のお誕生日です。
今日で700歳(笑)
エドワード3世は、お母さんがフランスの王女さまでした。
そこで、フランス王が亡くなった後、
「じゃあ次は僕が王様になります」って申し込み(!!)をします。
それが、イギリス対フランスの100年戦争の始まり。
自分自身が被っている王冠以外にも、剣には2つの王冠。
それはスコットランドとフランスの王冠です。
この絵は随分大きなもので、ウインザー城の中、セントジョージチャペルで観ることができます。
以前ここで紹介した、リチャード2世(リンクします)は彼の孫にあたります。
紅葉がきれいでしょう?
この写真は、先週ウインザー城に行った時のもの。
2年に一度のアップデイトのため。
このアップデイト、ウインザー城のガイドパスを持っている人たちのものです。
新しいエキシビションや、修理などのアップデイト。
エドワード3世の生誕700年を記念した特別展示もありました。
ウインザー城にある、セントジョージチャペルは、エドワード3世によって設立されました。
また、このチャペルの聖歌隊の席には、ガーター勲章の旗や兜飾りがあります。
イギリスで一番の名誉を誇る、ガーター勲章もエドワード3世によって創られました。
日本の天皇家も、明治天皇、大正天皇、昭和天皇、そして現天皇と、この勲章をお持ちです。
なので、菊の紋章をイギリスの教会の中で見ることができるのです。
この写真はロングウォーク。
ウインザー城から約5kmの並木道です。
この道は、女王様が馬車に乗って、アスコット競馬に行く時にも使われます。
思ったほど紅葉していませんでした。
この道から逆にお城側を臨むとこんな風です。
ウインザー城はロンドンから約1時間。
お城の内部、儀式などが行われる部分や、豪華な調度類も見ごたえがあります。
そして、チャペルは建築がとてもきれい。
この中に、ジョージ4世の娘、シャルロットのお墓があるのです。
ウエストマコット作のお墓は、私はイギリスにある彫刻の中で、一番だと思っています。
ヒースローからも近いので、観光で訪れるのにはぴったりです。
殆どの人は、ツアーを利用して、慌しく通り過ぎるだけですが、
ゆっくりと時間をかけて、イートンと併せて1日がかりでどうぞ。
ロンドンウォータールー駅から直行で、もしくはパディントン駅から乗り換え便が出ています。
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