2010年10月24日日曜日

好きなことわざ

英語にも日本語と同じように、たくさんの「ことわざ」があります。

今日紹介するのは私が好きなことわざ。
ティムちゃんから、ずっと昔に教えてもらいました。
ティムちゃんのお母さんが、よく使っていたそうです。

「Two wrongs don't make a right」

日本語で、なんて言うのが近いか考えてみたんですが、思い当たりませんでした。
意味は「仕返しをしても結果がでるわけではない」という感じです。
ケースバイケースで、必ずしも「仕返し」に当たらないこともありますけど。

例えば、相手がひどいやり方をしたからって、自分も相手に同じような対応をしたら、けんかになるだけでいい結果は生まれません。

具体的な例を挙げると、ティムちゃんが、勘違いから、私に文句を言ったとします。
そして、気がついてすぐに誤ったものの、私はまだ気分が悪いまま。
だから、日頃言わないような細かい文句を、ティムちゃんに論ったりします、
そんな時に「C'mon, Two wrongs don't make a right」となって仲直りします。

また、相手がやってくれないからって、自分もそれに甘んじて、何の努力もしなければ、物事は前進しない、そんな時にも使います。
この例は、と言うか、このことがきっかけで、この記事を書こうと思ったんですけどね。
土曜日、スーパーマーケットに行ったら、レジのお姉さんが本当に嫌そうに(イギリスのスタンダードから見ても)仕事をしていました。
私の前の人も、その前の人も、そんな彼女とは目もあわせずに、ただ機械的に品物をまとめて出て行きます。
彼女が愛想がないんだから、私もそうしても別にどうってことはありませんが、それではお互い楽しくないなと思って、こちらから声をかけました。
単純に、「Hi(こんにちは)」
そしたら、彼女がこっちを向いて、「Hi(こんにちは)」
お金を払う時も、「ありがとう、いい週末をね」と言ったら、彼女もにっこり笑って、ありがとうと返してくれました。
それだけのことだけど、おうちに帰るまでの間、すごく幸せな気分で彼女の笑顔を思い出すことが出来ました。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いい話ですねー。なんか気持ちがあったかくなりました^^

miki bartley さんのコメント...

匿名さん、こんにちは。
ツマンナイことなんですけどね。
でも、ちょっとのことで、いい気持ちになります。