2009年9月21日月曜日
旧手術室博物館
変なタイトルでしょう?
博物館の名前です。
この博物館は、お客様からのお問い合わせで、初めて知った博物館です。
ロンドンの中にはいろんな博物館がありますが、ロンドンのガイドだからって、全部知っているわけではありません。
メジャーな博物館は、ガイドする頻度も高いのですが、マイナーな博物館はその存在すら知らないこともあります。
病院関係の博物館といえば「フローレンスナイチンゲール博物館」が有名です。
今月から改装に入って、現在は閉鎖中です。
再オープンは2010年5月の予定。
以前はクリミア戦争と彼女の功績を讃えた内容で、看護学校の学生さんたちが多く訪れていました。
お土産に白衣のテディーベアなんかを売っていて、結構人気でした。
閉鎖中なのを知らずに来たら、さぞかしがっかりでしょうね。
さて、旧手術室博物館へ明日、お客様をご案内する予定なので、今日はちょっと足を運んできました。旧手術室博物館にはかわいいお土産はありませんでした(笑)
展示も「フローレンスナイチンゲール博物館」よりもちょっとリアルで薄気味悪いカンジ。
でもすごく楽しめました。
今日は下見だったので、そのせいもあるのですが、一つ一つのケースをじっくり眺めて注釈を読んで、あっという間に1時間半ほど使ってしまいました。
興味の度合いにも拠りますが、最低でも30分は必要じゃないかな?
ここは教会の屋根裏部屋を利用しているので、すっごく狭い螺旋階段からアプローチです。
そこで残念ながら足の不自由な方は入ることができません。
変わったものが好きな方は是非どうぞ。
少し写真を載せておきますね。
これは入ってすぐのキャビネット。
昔、薬として利用されたものが並んでいます。これが手術室。
ここは女性患者専用で、たくさんの医学生たちが手術の様子を見学したそうです。麻酔や衛生の観念がなかった時代には、手術は最後の手段でした。
いろんな道具は進歩したものもあれば、いまだに似たような物を使っているものもあります。
例えばこれは切断手術のための道具。これなんかは進歩しました。
なんと聴診器です。
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10 件のコメント:
mikiさん、こんにちは。
何だかオドロオドロした雰囲気ですね^^
周りに他の見学者がいなかったら、ちょっと不気味かも・・・。
それにしてもキャビネットには、魔女が毒薬を作りそうなアイテムが並んでいますね、うふふ。
日本には、こういうノリの博物館ってあるのだろうか。
でもこうして見ていると、医学って近代になって急速に進歩した分野なのかも知れませんね。
こういう博物館があるとは
知りませんでした。訪れて
みたくなりました。
歴史を感じさせますね。
まさにイギリスの変なものカテゴリーにぴったりな・・・。
昔はこういうの平気でしたけど、今は、ぞぞぞーっとして来ます。
でも、一度見てみたいかも。
ところで、ブログにコメント出来なかったんですね。
きっと、禁止ワードに引っかかったのでしょう。たまにひわいな迷惑コメントが来るので、禁止ワードをそのたびに増やしていました。
みきさんからのコメントが読めないとなると気になりますが・・。
これに懲りずにまたよろしくお願いします。
Nomoさん、こんにちは。
結構見入ってしまいました。
面白いなぁって思ったので、紹介させてもらいました。
アクセスが、またいいんですよ。
すごく狭い螺旋階段で、ちょっとそれだけでワクワクします。
しかも教会の屋根裏。
イギリスに来られたら、是非行ってみて下さい。
のび太 さん、こんにちは。
そうですよね、歴史ってカンジかな。
でも堅苦しくなくって、興味深く観ることができました。
ディスプレイの仕方では、興味を持てなくなる場合も多いので、ここのキュレーターはとっても上手いということですね。
アイスベアさん、こんにちは。
私も怖いのは苦手なんですが、これは平気でしたよ。
何でかな?
軍艦を博物館にしたところ(ベルファスト号のこと)とかは、部屋によっては背筋がちょっと、なんていう所もあったんですが、全く感じませんでした。
コメントね、FC2の問題みたいでした。
今日は無事に入りました。
こんにちは。
職業柄、興味深い博物館です...が、夫の専門分野がまだなかった時代の手術室とか・・・。
恐ろしいですが、最終手段としては必要な場所だったのでしょうね。
実は、明日夕方出発して、ロンドンに4泊します!
初めてのイギリス。mikiさんと同じ家族構成で、娘は15歳です。
3日間は現地ツアーをガンガンに入れていて、最終日は英語もわからないのに国会議事堂やオペラハウスのバックステージツアーをオンライン予約しています。。。
今、mikiさんのブログに出会ったところです。
mikiさんのようなスタンスでお仕事をされている方に、コーディネートやガイドをお願いしたいと願いながら、そういう方とコンタクトとることもできずにいたので、もっと早くにここに辿りつけていれば・・・と、とっても残念!
今からでもなにか間に合うことあるかしら。
mikiさんにお会いしたかったわ。
Twinkleさん、こんにちは。
イギリスでのご滞在、楽しんでくださいね。
国会議事堂はツアーのはじまるウエストミンスターホールに日本語の冊子がありますから、ツアー開始前に手に入れて、実際に歩き始める前にさっと目を通しておくと、少しはわかりやすいかもしれません。
入り口から見て右手奥においてあります。
出てくる単語が普段会話に出てこないようなものばかりですから、無理に聞き取ろうとしないほうが疲れないかもしれません。
中で話すことは
1、その部屋の目的
2、内装や壁画について
3、建築家やデザイナーのこと
4、過去にそこで起こった有名な出来事
といったカンジの人が多いようです。
どこで何を話すのかは、ガイド次第ですから、はじめに「少しゆっくり喋ってください」ってお願いしておくのもアリです。
オペラハウスのほうはそれほど難しくありません。
mikiさん。とても的確なアドバイスに感謝しています。
なんでもお見通しですね。
国会議事堂内部見学で検索をかけていて、mikiさんのブログにきたんですよ♡
英語ができないのに、専門用語がバンバンでてきてきっと全く何を説明されているのかわからないまま終わるんだろうな。見るだけでも素晴らしいけれど、せっかくの機会なの日本語の説明がほしいなぁ。。。って思っていたんです。
日本語の冊子があるんですね。うれしい!
ありがとうございます。
早めに行ってゲットして予習しま~す^^
多分もう出発しちゃったかな?
ウエストミンスターホールはツアーの始まる場所なので、その直前にしかアクセスができません。
でも通常だったら5-10分くらい(トイレがあるので)時間が取れるはずです。
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