2008年12月14日日曜日

クリスマスの準備


今週末はクリスマスの準備に時間を使いました。

といってもたいしたことではありません。
まず、ガチョウの注文。
英国では伝統的なクリスマスのランチはガチョウでした。
でもビクトリア時代くらいから、身がもっとついているという理由で七面鳥の方が人気になっていきました。
チャールズディケンズのクリスマスキャロルで、改心したスクルージが七面鳥を買ってくるように、使いを頼むシーンは有名です。
七面鳥もいいんですが、数年前にガチョウの味を知ってからは、淡白な七面鳥を買う気にはなれないままになっています。

我が家ではこれまでMayfairのアレンでガチョウを注文していたのですが、今年は近所のアームストロングに注文を出しました。
これで忙しいクリスマス前にロンドンに行く手間が省けます。
実は去年のクリスマスイブ、アレンの前に車を止めて、駐車違反の切符をきられたので、それが原因。

そしてクリスマスツリーも今日出しました。
去年も紹介しましたが、作り物のツリーで、物置から取り出して飾りをつけるだけです。
今年は腿太郎君が一人で全部やりました。
ツリーの横に立って、「ほら僕背が高くなったから、はしごが無くったって飾りを付けられるよ」というので任せてみたわけです。
横で見ていましたが楽しそうに飾っていました。
来年はきっともっと背が高くなっているんだろうな。

一番時間のかかるのはクリスマスプレゼントのラッピング。
桃太郎君とティムちゃんのためのプレゼントは、買うごとに包装していくので、実は全部終わってしまっています。
ここでいうラッピングというのは、ティムちゃんのお仕事関係の人たちにあげるプレゼントのことです。
100個以上のプレゼントを全部きれいに包装紙で包む作業は、イギリス人のティムちゃんにはちょっと無理です。
そこで毎年私が包んであげることにしています。

血液型占いを信じる信じないは別にして、私のがA型だというと一様に驚かれますが、プレゼントの包装を見ている限りではとてもA型らしく、計画的で効率抜群です。
プレゼントの種類とそれぞれの数、必要な紙の大きさを大体考えて、ラッピングペーパーを買うところからスタートします。
一番小さなものは手帳なんだけど、これが4-50個あるので2種類のペーパーで半分ずつ包装します。
イギリスはキリスト教の国ですが、住んでいる人がみんなキリスト教徒なわけではありません。
ユダヤ人もいればイスラム教の人もいます。
だからそんな人のために半分はメリークリスマスと書いていない包装紙を使うわけです。
形の違うものは外から見ればわかるので、最後に残った紙を使いますが、困るのは箱のサイズが同じで中身が違うもの。
これは色のトーンとか図柄にテーマを持たせてこちらでわかるようにしておきます。

2時間以上かかるときもありますが、ラッピング自体は好きなので、全く苦にはなりません。
でも困ることがひとつ。

手荒れです。

特に人差し指。
セロテープのおかげで、ちょっとボロボロです。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

みきさん、おはようございます。
クリスマスの準備着々と進んでいるようですね。
100個以上のものをラッピング!!これは大仕事ですね。でも、丁寧にやっていらっしゃるみたいで、感心です。
私もラッピングは嫌いではないんですが、100個ともなると、どうかな・・・?(笑)

うちもクリスマスツリーを飾りつけしました。これがあるとぐっとクリスマスっぽくなりますね。
私の方はプレゼントのラッピングがまだです、そろそろ取り掛からないと!

手荒れはもうなおりましたか?

匿名 さんのコメント...

アイスベアさんのところでは早々に出したようですが、おドイツでは普通ツリーは24日に飾るのです。しかも飾りができるまでは子供たちはツリーのある部屋に入れないことになっています。
うちの場合、そんなことをしたら子供たちは家への出入りができなくなくなってしまう間取りなんで後者はなしということにしてますけどね。
ところでうちは今年はツリーを買わないことにしました。27日からちょっと出かけるので、たった3日間のために高いツリーを買うのはもったいないんですもの。

Miki Bartley さんのコメント...

アイスベアさん、こんばんは。
ツリーを飾るタイミングって、難しいと思いませんか?
アメリカでは前日なので、何となく慌しいし、もったいない気がしたのを覚えています。
といっても12月早々に出すのも、何となくありがたみ(笑)がなさそうだし・・・。
我が家では毎年10日から2週間前の間の週末です。
昨日はサンタさんに手紙を出しました。
桃太郎君がもうすぐ15歳なので、きっと今年はお手紙を出したりしないと思っていたら、数日前から「ねぇ、サンタさんにまだお手紙を出してないよ。もうそろそろ出さないと、プレゼントがないかも」だって。

Miki Bartley さんのコメント...

Pharyさん、こんばんは。

子供たちはツリーのある部屋に入れない・・・
へぇー、そんなしきたりなんですか!
ブログのおかげでいろんなことが勉強になります。

わぁー、Pharyさんのところは本物の木なんですね。
いい香りがするんでしょうね。
でもおっしゃるように3日だけはもったいないと思います。
お出かけって、楽しみ。
叉ブログにアップしてくださいね。