ロンドンにはたくさんのパブがありますが、今日紹介するのはコベントガーデンのパブです。
お友達と待ち合わせをしたり、お買い物の途中に寄れそうなパブがたくさんあります。
コベントガーデンという地名は、コンベント(尼僧院)+ガーデンから来ています。
でもそのイメージから清らかなものを想像するのは大間違い。
英国国教会のこの国では、尼僧院とか修道院などというカソリック色の濃いものは、穿った見方をされたものです。
シェークスピアがハムレットに「尼寺(尼僧院)へ行け」とオフィーリアに言わせていますが、これはつまり売春婦を意味した、という説もあるくらいです。
本当に宗教色の濃かった時代はともかく、ここにイギリスで始めてのスクウエアーが出来てからは、いかがわしい人たちの溜まり場として知られるようになりました。
コーヒーハウスが軒を並べて、時間貸しの宿屋があったり、博打や麻薬や倒錯の世界があったわけです。
オペラハウスが出来たのもここ。
青果市場もここ。
ミュージカルの好きな人には「マイフェアレイディ」の舞台といえば想像しやすいかもしれません。
ここ、グローブのマネージャーはHR(エイチ・アール)という名前です。
ブログに載せる写真を撮りたいって言ったら、「彼女が欲しいって言ってる」ってちゃんと書いてね、だって。
以前はこの近くのインド料理屋を営んでいたのですが、そちらからは手を引いて、ここに専念しています。
この人はすごく親切なんだけど、とっても女好きなので、気をつけないといけません。
でもそれをわかって相手をする分には別に差し支えない人です。
以前日本人の奥さんが居たんだけど、別れてしまいました。
もう10年以上知り合いなので、コベントガーデンで時間があるとお喋りに寄ったりします。
場所柄有名人をたくさん知っている、と自慢みたいで、一緒に写した写真とかを見せてくれます。
ま、このエリアに来て、暇だったら、寄ってみるといいかも。
37 Bow Street, WC2E 7AU
食べ物も出していて、パブらしいメニューです。
ボウ街、この通りは「オカッピキ」のイギリス版発祥の地です。
Bow Street Runnersと呼ばれました。
コベントガーデンのマーケットをはさんで、北に上がっていくと有名なシカゴを演っている劇場があります。
セブンダイヤルズと呼ばれるところで、道があちこちに伸びています。
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