2008年6月11日水曜日
イギリスのローストハム
イギリスのローストハムの作り方です。
お肉屋さんとか、スーパーマーケットのベーコン売り場の近くに、ハムの売り場があります。
昔、知らなかった時には、塊のハムってスライスしてフライパンで焼くと思っていました。
「塩辛いハムだなぁ」と思って2度と買わなかったんですが、10年位前のクリスマス時分に、ある雑誌のお料理コーナーで、レシピを見ました。
これって2-3日水につけて、塩出しをしないといけなかったんですね。
更にふきこぼして、それからローストするんですって。
一般的に手に入りやすいサイズは、1kg前後のものか、3kg位のもの。
クリスマスなどのお祝い時には、大きなものも見栄えがしますが、普段だったら扱いやすいのは1kg前後のものです。
イギリスではギャモンという名前で売っています。
燻製にしてあるものと、そうでないものがありますからお好みで。
私は燻製にしてない物のほうが好きです。
スーパーによってはプレソーク(塩出し)不要と書いてあるものもありますが、私は無視します。
大き目のボウルにたっぷりと水を張って、30分くらい水を細めに出しながらシンクにおいておきます。
その後は冷蔵庫にボウルのまま保存して、1日に4回ほど水を替えます。
このレシピは1kgくらいのサイズのものです。冷蔵庫から取り出して、室温に戻したら、大きめのおなべに胡椒粒とベイリーフを入れて、沸騰させてから30分くらいコトコト煮ます。煮汁のまま冷ましてから、皮をとって脂肪の部分に格子の切り目を入れます。
マスタードとマーマレードを半分ずつ混ぜたものを塗りつけて、オーブンで45分ほど焼きます。
マッシュポテトと温野菜でどうぞ。
これ以外にも、いつも見かけるのに、ちゃんと作り方を知らないものっていくつかあります。
最近はレシピの検索も、インターネットで簡単に出来るので、興味さえあれば何とかなるみたいです。
この間もティムちゃんが、「みきちゃん、テレビでコーンビーフ、作ってる!!僕たちもやってみよう!!」
コーンビーフって、缶詰のあれ?
へぇー、自分で作れるんだ。
面白そう。
そこで二人で一生懸命テレビを見ていましたが、2kgくらいのランプ肉を茹でたりしていて、これってボイルドビーフじゃん。
番組を見終わってから調べたら、コーンビーフとは「塩漬けの牛肉」のことでした。
材料が既にコーン(ド)ビーフだったんですね。
お勉強になりました。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
2 件のコメント:
おいしそう!
でも意外と手のかかるものなんですね。
マスタードとマーマレードって、すごく合いそうな気がします。
麻さん、おはようございます。
いつも麻さんのところで、美味しそうなのをたくさん見せていただいているので、私もがんばってみました。
これ、レシピとして書くとなんかメンドウに聞こえますが、やってみると結構簡単です。
でも食べたい時にすぐ作れないのが難点かな?
皮をとる時に脂肪の層をなるべく残しておくと、しっとり仕上がります。
残ってもサラダに入れたり、切っておつまみにしたり、無駄がないので、それもお気に入りの理由です。
でも残念ながら、普通は残りません。
昨日も3人で全部食べてしまいました。
コメントを投稿