このブログだけを見ていると、何だかいつも食べてばっかりの私ですが、今日の話題はお勉強です。
私たちブルーバッジガイドには、いくつかの協会があります。
それぞれがいろんな勉強会を主催していて、メンバーが参加して知識を磨くことが出来るようになっています。
勿論参加はしたい人だけなので、強制ではありません。
今日はJRTGA(日本語ガイド協会)の勉強会がありました。
春ということで、ガーデンのお勉強です。
Chelsea Physic Gardenはその名の通りチェルシーにあって、元はお医者様のお薬を作るためのハーブガーデンとして始まりました。
18世紀にはヨーロッパでも最高のハーブガーデンのひとつとして知られるようになり、Kew Gardenに先立って植物の収集で知られるようにもなりました。
アメリカの綿のプランテーションの種もここから送られたという歴史があります。
同じロンドンでもKewに比べると2度ほど気温が高いので、ハーブの育成には適しているそうです。
日本から来られるお客様は、きれいなお庭を楽しみに来られる方が殆どですが、ここはそれよりもハーブガーデンの意味を捉えるのに適しているところです。
お庭の一部分は特定の人物に由来していたりして、立て札などを読んでいくだけでもかなりの情報が得られるように工夫してあります。
ウイリアムカーティスは植物綿密画でもで有名な人。
以前の記事で植物綿密画を紹介した時に名前を出しました。
コルクの木もありました。
教育のための設備もあって、都会の子供たちが食べ物がどうやって出来るのかを勉強したり。この木はマートル(和名はギンバイカ)です。
ウォルトディズニーがこの木を見て、バンビの色を決めたという逸話があります。この草はマンドラゴン。
根っ子が人間の形に似ているということで、いろんな伝説の元になっています。
例えば引き抜いた時に叫び声を挙げて、その声を聞いた人は死んでしまうとか・・・。
ハリーポッターを読んだことのある人は、ホグワーツ魔法学校の植物のレッスンに出てきます。
見た目はただのほうれん草みたいですが、発疹やできもののための塗り薬などに古来から使われました。
他にも興味深い草花がたくさん。
ぜひお出かけください。
2 件のコメント:
なんだか、ごぶさたしていました。ごめんなさい。
みきさん、ほんとに食べ物ネタ多いですよね。
前回の記事の話題ですが、このお料理全部たべたのですか?すごい量ではないかと…
特に最後のサービスの分も入れると、う~ん残してしまいそう。
そして、今回の記事で映画の中の引き抜くと泣き叫ぶ植物にはちゃんとモデルがあったのですね。
ガイドさんのお仕事には、お客様の要望にこたえるというのが重要ですものね。
みきさんは優秀なガイドさんですね。
特にレストラン案内は、ハズレなしですね。
Rossoさん、
ちょっとずつ残してしまいました。
中華は特に全部食べると、次のをもっと持ってくるので食べきらない方がいいみたいです。
お料理を残すって、気にされる方も多いですけれど、イギリスでは別に全部食べなければいけないといったルールはありません。
このレストランは以前にも紹介しましたが、本当にお薦めです。
安くはないけれど、価値はあると思います。
私、優秀かどうかはわかりませんが、ガイディングは大好きです。
お仕事の時も楽しいし、こんな風に(いつ役立つかはわからないけれど)お勉強するのも楽しい時間です。
だからお仕事がないと少し寂しいですね。
人生は短いので、嫌なことを我慢して時間を過すのは、とてももったいないことだと思います。どうせやるなら自分のためになると割り切って、期間を決める方がいいと思います。
Rossoさんも何か面白いお仕事が見つかるといいですね。
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