2007年6月7日木曜日

ターナーのおうち


ウォータールーから25分ほどでセントマーガレット駅に到着します。
Zone4なのでワンデイトラヴェルカードが便利です。
駅を出たら右手に進んでクラウンロードを渡って、さらにセントマーがレットロードを進むとサンディカムロードが右手に見えます。
角から3軒目の白いおうちがターナーのデザインしたおうちです。
オリジナルの建物は、2階があったのは中央玄関の上だけのようですが、後に建増しがされたようです。
ロンドンにギャラリーを持っていたターナーですが、テムズの傍、憧れのジョシュアレイノルズのおうちが見える所に、と自ら設計して父親と家政婦とでひっそりと住んでいました。
大金持ちだったのにかなり質素な暮らしだったようです。
父親は毎朝野菜をロンドンに運ぶ荷馬車に乗せてもらって通勤(ターナーのギャラリーの管理人だった)していたようですが、彼のリュウマチが悪化したのでロンドンに再度移り住みました。
今は完全なる住宅地になっていますが、ターナーが家を建てた1812年にはここからテムズまでは畑が広がっていました。徒歩で5分強でテムズに出ることが出来ます。
セントマーガレットロードの北側はトウィッケナム公園で、ミドルクラスの人たちの憩いの場でした。
川沿いにはヴィラが立ち並び、フランス革命から逃れてきた貴族たちがたくさん住んでいました。
残念ながら殆ど残っていませんが所々でフランス語の通りの名前が歴史を偲ばせます。
http://www.turnersociety.org.uk/
このリンクはターナーソサエティーのリンクです。

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