2023年10月6日金曜日

マカトン法をお勉強してみたよ!

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ガイドのお仕事は観光だけではなくて視察にお供することもよくあります。
視察先では通訳を、その前後の車中では、お客様のご希望の内容でお話を差し上げることになります。

先日、イギリスの特別支援小学校を訪れる機会がありました。
ここへ来たのは2度目。

ロンドンの西側にある学校です。

この学校ではマカトンシンボルがいろんなところに表示されていたり、先生方がマカトンサインを使って子供たちと話すのを見学したり、専門の先生から簡単なサインを習ったりしてとても有意義な時間を過ごすことができました。
お客様がマカトンサインを習うシーンでは、私も一緒にいろいろ学ぶことができました。

マカトン法というのはイギリス発祥のコミュニケーションツールです。

簡単な言葉に手話のようなマカトンサインを合わせて、コミュニケーションが困難な人と健常者が意思の疎通をはかることができます。
また、マカトンシンボルというのは簡単な図で物事を表していて、子供たちが指さして使ったり、ドアのそばに掲げてその中がどんな部屋なのか、文字よりも簡単に認識できるように使ったりします。

サインやシンボルは核になる300ちょっとの言葉。

私が覚えているのはそのうちのごく一部ですが、少しずつ語彙を広げていきたいなと思っています。

日本には日本マカトン協会(リンクします)があって、そこでコースを受けたりすることもできるようです。

黄色や青色といった色の種類や、働くといった動詞、おうちや学校といった場所を示す言葉など、たくさんの核になる言葉があります。

例えば黄色を例にとると、英語では Yellow。
ヘタクソな絵で失礼。
左手で親指以外の指を揃えて、右手で人差し指を出したら、イエローの頭文字Yを形作ります。

じゃあ青色はどうするか。
ブルーは Blue だから、Bの文字を作るかというとそうじゃないんです。

左手の甲を表にして、右手の人差し指で手首から指の付け根に向かって人差し指をスライドさせます。

何でだと思います?

甲に浮き出る静脈が青いからですって!!
イギリスのマカトンチャリティーで、今週のことばというページ(リンクします)があって、少しずつ覚えられます。
興味がわいたらぜひ試してみてください。

ただ、日本語と英語ではサインが違うようです。



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