私は甘いものよりも塩気のあるおやつの方が好きです。
今日紹介するのは、小腹がすいたときに美味しいおやつ。
または、ディナーの前菜として使ってもいいし、
もしくは飲み会のおつまみにもぴったりな一品(笑)
いつもの私のお料理と同じ、簡単だけど、待ち時間はちょっと長い。
でも、大概の家庭にあるもので作るから、わざわざお買い物に行く必要はないはず。
さて、材料なんですが、いつも分量がいい加減な私。
なので、今日は気分を変えて、ちょっとまじめに計ってみました。
といっても材料を計って揃えたのではなくて、逆。
大体これくらいかなーって量を秤に乗せて重さを確かめてみたのです。
でも、計らなくっても、いつも何とか形にはなるので、面倒な人は適当で大丈夫です。
まず、小麦粉。
今日はイギリスで普通に売っている、セルフライジングを使いました。
でも、プレーンの薄力粉でも、結果にたいした違いはありません。
300g、ボウルに入れます。
そこに卵を1個。
次はお鍋にラードを入れます。
普通に売っている包みの半分、計ったら125gありました。
そこにラードの約半分の水を加えます。
火にかけて、こんな風に水が沸いたら火から降ろします。
ラードがゆっくり解けていく間に、卵を小麦粉の中に隠しちゃいます。
で、一気に解けたラード水をボウルに入れます。
そんなに熱くない筈。
手早くゴムベラでまとめます。
ゴムベラをボウルの淵に沿わせて、くるくるボウルを回していくと、簡単。
パイ生地の作り方って、いろんな本に出ているけど、みんな面倒。
この方法が、私にとっては一番簡単です。
ここまでで、ラードを溶かす時間を入れなければ、1分ちょっと。
パイ生地は袋に入れてしばらく冷蔵庫で寝かせます。
私は1時間以上寝かせることがほとんど。
この状態で冷蔵庫に入れれば、3-4日はヘイキだと思う。
さて、今度はパイの具を作ります。
たまねぎ2個は薄切り。
チョリッソも刻みます。
オリーブオイルでたまねぎを炒めて、茶色くなり始めたらチョリッソを加えます。
塩は入れなくても、チーズとチョリッソの塩気で十分。
パイ生地をちょっと正確じゃない半分に分けます。
大きな方を薄く延ばしてフラン型に敷きます。
今日使ったのは、10インチの型、約25cmです。
たまねぎとチョリッソを入れます。
「足りないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、大丈夫。
パイが厚いと一切れ食べるのが大変。
そこに下ろしたチーズを加えます。
たっぷり。
たっぷりに見えないので、横からも写真を撮りました。
ね、たっぷりでしょう?
これで200gくらいかな。
私はチェダーが好きなので、チェダーにしましたが、お好みで。
ブルーチーズとかもいいと思う。
残りのパイ生地も薄く延ばして上からかぶせます。
こんな風に麺棒に巻いたら、生地を簡単に移動できます。
下の生地の淵には牛乳を薄くなぞっておくと生地がくっつきます。
で、余分な生地は切り落とします。
淵には上からフォークで模様をつけます。
ナイフを使って所々に切込みを入れておくと、蒸気が抜けます。
これで、冷めた時に中身がベチャっとしません。
刷毛で、パイの上にも牛乳。
残りのパイ生地で、葉っぱをたくさん作って牛乳で貼ります。
もっとツヤツヤにしたければ、溶き卵を塗るといいです。
180度のオーブンで30分焼いて、オーブンを切ったら、そのまま10分おきます。
熱いと切りにくいし、形も崩れるので、15分位してから切り分けます。
チョリッソとチーズの味が決め手。
燻製の香りだけをわざとつけたチョリッソとかは、絶対に使わないで。
ベジタリアンにしたければ、チョリッソは省いてもかまいません。
その代わり、たまねぎとチーズの量を少し増やすといいです。
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2 件のコメント:
私も甘いものはほんの少しだけでよく、おやつもおせんべとかしょっぱいものの方が好きです。
これ、作ってみたいけどチョリッソってなんでしょう?多分味の濃いサラミっぽいソーセージではないかと推測していますが、切る前の姿形が見てみたかったわ。
Pharyさん、こんにちは。
チョリッソはスペインのソーセージです。
パプリカがいっぱい入っているので、風味が他のソーセージとは違います。
タパスなんかで赤ワインで煮込んだりもしますし、切ってそのままおつまみにもします。
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