この間、ホリデーの保証金の話を書きましたが、面白い結果になったのでちょっと書いておきますね。
これまでの話をかいつまむと、
1、ホリデーヴィラを契約して、そのデポジット(1300ユーロ)を指定の銀行に振り込んだ。
2、しばらくして解約の申し出があったので、デポジットの返還を要求、その後は待ち状態。
結果どうなったかというと、
仕方なく、スペインのヴィラ仲介サイトに連絡を取ったら、デポジットは折り返し返還したとオーナーが言っているといわれました。
スペインの銀行はゆっくりだから、イギリスまで最長10日かかる、なんてことも言われたのですが、それも過ぎちゃってます。
「こっちはちゃんと返したんだから、悪いのはあんたの銀行」って言われたので、今度は私の銀行に連絡を取ってみました。
事情を話してみると、「国際間送金部」の担当が調べてくれて、お返事は翌営業日に来ました。
違う国にお金を送るときは、送金の理由を書かないといけないそうです。
そういえば私が送った時は「ホリデーヴィラのデポジット」ってちゃんと書きました。
ヴィラのオーナーが折り返し返金した時は、わざわざ理由を書かずに、そのまま「リターン」したそうです。
私の銀行は「理由がないお金」を受け取ることが出来ずに、そのままスペインの銀行に戻したそうです。
が、両方の国から「リターン」されたお金は行き先がなくなって、スペインの銀行に誰かが問い合わせをするまで眠ることになった、というのが回答でした。
へぇー国際送金ってそんな仕組みなんだー。
結局その返金(イギリスからスペイン)のリファレンス番号をオーナーに送って、オーナーがスペインの銀行で手続きをして、やっと私の銀行にお金が戻ってきました。
ところで私がお金を送った時は、1300ユーロに銀行手数料を加えて、1170ポンド支払いました。
私たちのところに戻ってきた額は、1108ポンドです。
手数料は10ポンドくらいだったから、為替のために50ポンドほど損をしてしまいました。
実は始めに返金を要求した時に、1300ユーロじゃなくって、1170ポンド返してっていったんですが、ティムちゃんが「スペイン人はシンプル(イギリス人はヨーロッパで自分が一番だと思っていて、よくこういった発言をします)だから、数字を変えるとわからなくなるかもしれない」というので、さらっと流す程度に触れただけだったんです。
まぁそれは為替のせいもあるんだし、アンラッキーだった、で片付けようかとも思ったんですが、なんと、同じヴィラが同じサイトに50%増し(もともと週1500ユーロだったのが、2200ユーロ!)の値段で貸し出されているのを見つけてしまいました。
ということは、私たちの予約をキャンセルしたのは値段を変えたかったからなのね・・・。
ティムちゃんは、私たちと契約したあと、きっといくつも問い合わせが来たので、高くても貸せるって思ったんじゃないかって。
「そんな人のおうちを借りずにすんでよかった」
楽天家の私はそう思ったのですが、ティムちゃんはその人の欲の為に自分が損したのがイヤみたいです。
「みきちゃん、クレームの手紙を書いてよ」
そういうのはイギリス人の自分が書けば? と思うのですが、「アイテはイギリス人じゃなくてスペイン人だから、別に英語が母国語だということの利点はない」と都合のいいことを言われて、クレームの手紙を書かされました。
要は一方的な解約のため62ポンドの損失をこうむったので、その保障をして欲しいという内容です。
銀行からの書類を調えて、スキャンして添付しました。
別にどうでもいい、と思っていたのですが、すぐに返事が来て、銀行から送ったら手数料が高いから郵便で送ると連絡がありました。
知らなかったんだけど、国際間でお金を送る制度があるそうです。
いつ届くかわからないけど、楽しみです。
この間、日本の方から「ヘタリア」って作品を教えてもらったんだけど、ヨーロッパ間ってイロイロあって面白い。
でもイギリス人も結構へタレかもしれない。
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