2007年11月7日水曜日
賞味期限切れてるじゃん!!
ちょっと聞いてください!!!
今日、コベントガーデンにお使いに行く用があったんです。
手土産に何かお菓子でもとおもって、リッチモンドから買って行くことにしました。
初めはポールでマカロンがいいかな?と思ったのですが、
「いや、待て。コベントガーデンにポールの支店があるから、他のものがいいんじゃ?」
そこで同じくかわいいパッケージのメゾンブランでマドレーヌの詰め合わせを買いました。
電車に乗ってからパッケージを見ていたら(実は値段が付いてないかチェックしていた)、フランス語で賞味期限2007年11月6日って書いてあるんです!
昨日の日付じゃん!
「え?え?製造年月日じゃなくて???」
もう電車は出ちゃってるから引き返せないし。
代わりを何か探さないと。
これどうしよう?
今日は美術館をはしごしようと思っていたので、荷物は困るんだけど。
いろんなことが沢山頭をよぎってパニック。
落ち着いて考えなきゃ。
取りあえずウォータールーについてからメゾンブランに電話してみました。
細かいことだけど、番号案内だって、携帯だってただじゃないのよ。
「メゾンブラン、リッチモンドです」
「「マネージャー出してちょうだい」(キャー高飛車ー!)
「お昼からしか来ません」
「30分前にマドレーヌの詰め合わせを買ったんだけど、賞味期間過ぎてるじゃないの、どうしてくれるのよ」
「持って来たらお金は返してあげます」
カッチーン!
「私は忙しいのよ、これからロンドン中にいかなきゃいけないところが一杯あるのに、期限切れのマドレーヌ持って歩けって言うつもり???」
「持って来れないならお金は返せません」
「あなたの会社のHQの電話番号は何なの?」
「・・・・・マネージャーと話してください」
「今いないんでしょ?HQは何番なの?」
「わかりません」
きりがないのでまた番号案内で探しました。
「メゾンブランです」
「苦情は誰に言えばいいの?あなた?」
「オペレーションマネージャーにどうぞ、でも今はいませんから彼の携帯を教えます」
「どうもありがとう」
ということでこの人の携帯の留守電に文句をいって、マドレーヌの写真と製造番号をテキストしました。
「お使い物だったので、とんだ大恥をかきました。返金分の小切手を私の住所に送ってください」
しばらくしたら当人から電話がかかってきて、自宅までお詫びに来るといわれました。
かえって迷惑なので、帰りにお店に寄るからと言っておきました。
お詫びのしるしにチョコの詰め合わせを2つくれるそうです。
ひとつは私に、もうひとつはお使い先に。
今寄ってきましたが、大きなチョコの箱と小さなチョコの箱をくれました。
マドレーヌの代金は払った半分をくれようとするので、
「なにこれ?何で半分なの?」
「マドレーヌの詰め合わせはこの値段です」
「冗談じゃないわよ、朝はこの値段だったわ、本当にいい加減ね!」
「レシートはありますか?」
ここで本当にキレてしまいました。
「まさか賞味期限の切れたものを買わされるなんて思ってもいなかったからもらわなかったわよ。第一このレジ、さっきからレシートが出てないじゃない!」
しぶしぶ代金は返してくれました。
最初に電話したときに謝ってくれれば、きっとそれで済んだのに。
おバカなメゾンブラン。
16年イギリスに住んでいるので大概の事では怒らない私ですが、今日は久々怒ってしまいました。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
11 件のコメント:
みきさん、そこまで出来るなんてすっごい!
私だったら多分悔しがりながらもあきらめていたかも・・・。
やっぱり外国に住んでいたらこれ位はできないとなめられちゃうってよく聞きます(って言うか、賞味期限切れているのを売る方がそもそも悪いんだけど)
ドイツ在の知り合いには文句を言いたいがために必死にドイツ語を勉強したと言う方も何人かいますからね。私もがんばろ~!
Yogacatさん、
読んで下さってありがとうございます!!(涙)
これを書いていた時にブログやっててよかったと実感しちゃいました。(爆)
ティムちゃんは確かめて買わなかった自分が悪いなんていうんです。
ひどいでしょう? ケーキ屋さんのウインドウに飾ってあるものの賞味期限なんてどうやって調べろってゆーの???なんて怒鳴ってしまいました。
そのくせそこまでやったんならもう一度HQに態度の悪いリッチモンドのマネージャーの件で連絡した方がいいとも。
そこまでする必要は全くないと思いますけど。(それこそ面倒)
でも泣き寝入りまでは行かなくても、面倒だから、で済ませてしまうことって多いですよね、特に外国では。
私はどちらかというとそんなタイプなんですが(ウソウソ)今回はコミュニケーション上で偉そうな態度に出られたのがここまでやった理由です。
でもヨーロッパでは何でも言わないとね。
前にある有名レストランでサービスが悪かったときに、含まれていたサービス料を取り返したことがあります。
一緒にいた日本人のお友達はびっくりしていましたが、「テキトーに扱っても文句言わない」なんて思われるのは癪です。
コツはヒステリックにならない。(なってるなってる)
手短に要点だけ話す。
どうして欲しいか具体的な提示をする。
この3点です。
消費者サービスのウェブサイトで用例や特別用語を勉強するのも役立つと思います。
お互いがんばりましょう!
こんにちは、えいと@です。
コメントをありがとうございました〜。えいと@も遊びに来ました♪
えらい! えらいですよ〜! みきさん!
拍手を送りたいですよ〜〜〜!ぱちぱちぱち!
えいと@もこういう場面になったら絶対に文句を言いたいタイプなんですけど、
語学力が乏しい(苦笑)ので、こういう交渉ごとは夫に頼ってるんですねー。
でも夫ってヤツは争いが嫌いっていうか、単にめんどくさいだけなのか???
「ま、次回から気をつけたらいいんじゃないの?」っていう感じなんですよね〜。(ため息)
外国に住んだら、そこの言葉でケンカが出来るようになりたいもんですねー。
それにしても、そのお店の対応がひどいですね〜。サービス業って何なのかわかっちゃいない!…って感じですね。
日本じゃありえない! …アメリカだと普通かなー。(笑)
…Yogacatさん、発見〜♪ コメント欄を見てびっくりしちゃいました〜。(笑)
また遊びに来ますね〜♪
えいと@
えいと@さん、おはようございます。
アメリカからようこそ。
えいと@さんのブログはドイツのブロガーのお気に入りから見つけました。
よく読ませていただくんですが、アメリカのサービスも「ケッコウなとこ」ありますよねー。
私もティムちゃんに文句を言ってもらいたいことは山のようにあるんですが、(人間関係がビミョーなものとかね)男の人って嫌がりますよね。
アメリカの文句の経過とイギリスのそれって似ているようで違いも一杯ありますよ。
今回はどちらかといえばアメリカ型の結果になりました。(チョコがもらえた)
普通イギリスでは元を取り返すだけでも大変で、おまけはまず付いてきません。
でもアメリカもケースバイケースかな?
えいと@さんのサファリツアーの例もあるしね。(ちゃんと読んでましたよ)
それではまた。
みきさん、さすがですね。
私もお店では文句言うかもしれないけど、ドイツ語がいまいち不安なんで、電話番号調べてまではかけないわねー。
でも、どんな場合にもレシートだけはきっちりいただくことにしています。
出さないお店もよくあるんですが、「レシートください。」って言ってね。
それにしても、昔に比べて接客態度はかなりよくなってきたドイツでもお詫びに何かをくれるなんて考えられない。
すみません、物を知らないんで教えてほしいんですけど、HQって何ですか?phary
Pharyさん、おはようございます。
HQはヘッドクウォーターの頭文字です。
喋るときはヘッドオフィスって言いますが、書くときはHQと略す場合が多いんです。
私も電話で文句を言うのは苦手です。
でも文句を言う時ってしどろもどろになったり、言おうと思っていたことを忘れたりするので、メモに言いたいこととかを書いてから電話します。
面と向ってメモをチェックするのはさすがに出来ないので、ある意味では電話の方が事務的に済ませられることはあります。
こんなにちゃんと結果が出ることは稀ですが、やっぱり行き着くところは「最初からこんなもの売らないでよ」ということですよね。
レシートはやっぱりもらっておくべきでしたね。
でも日本と違って日付を改ざんする頭がないのはうれしいかも。
えらい!
みきさん、出先で電話番号まで調べるっていうのはすごいわぁ…感心してます。
私も洗濯機の問題で、新しい洗濯機をもらいましたけどね。黙っていたらそのまま泣き寝入りですもんねぇ。これからも「怒る時は怒る」の精神でいきましょう!
ねこなすさん、洗濯機もらったんですって?
不良品だったとか?
それってブログに載ってます?
早速探して読んでみます。
電話番号って番号案内で調べられるので簡単ですよ。
私はBTのがいいと思うんですが(118-500)
ティムちゃんは118-800を愛用しています。
でもこのサービスって結構取られるんですよね。
洗濯機事件はこちらに紹介してあります。
http://blog.mag2.com/m/log/0000217313/109045096.html
どうぞ見て読んでみて下さいね。
不良品といえば不良品ですよ。1年経たないうちに一度故障、そして、その後また…と切りがなくなるので止めておきますねぇ。
これはひどいですね〜。
でも、みきさん、すごいです!尊敬。
たしかに男性ってこういう事態になると、意外と消極的ですからね。
ねこなすさん、読ませていただきました。
大変でしたねー。
私が理解できないことのひとつに、イギリスの保障制度があります。
日本だったら「壊れませんよー、うちの商品は信用してください」って売るのに、こちらでは「壊れるかもしれませんから、是非うちの保険を」ですもんねー。
John Lewisは基本的には5年保障なので少し高くても価値はありますよね。
最近フードホールもオープンして、私のパートナーシップカードが活躍しています。
麻さん、
ほめられるほどのことはないんですけれど、やっぱり「自分で納得いくまでやってみる」って精神衛生上いいかもしれません。
特に血栓の出来やすい方は・・・・(笑)
麻さんって私のイメージでは(またはずれかも)絶対に文句言わないかもって感じなんですが・・・。
コメントを投稿