2016年2月12日金曜日

イギリスの健康安全局がスターウォーズの映画製作会社を起訴

今日のロンドン情報ブログリストはこちら(リンクします)

去年の秋にBBCウェブサイトの日本語サービスが始まりました。
ニュースのすべてではなくて、選ばれた記事のみらしいです。
日本のニュースとイギリスのニュースは報道の仕方も随分違うので、同じニュースの取り扱い方を比べてみるのも面白いと思います。

興味のある人は是非どうぞ。
BBC日本語サイト(リンクします)

ツイートでアップデートもされるので、私はそちらを利用しています。
で、興味があれば英語のものをチェック。

今朝、私が目にしたのは「スターウォーズ制作会社を訴追ハリソンフォードさん骨折で」という見出し。

ハリソンフォードが制作会社を訴えたのかと思って記事を開けたら、イギリスの政府機関の一つ健康安全局が「健康安全基準違反が、フォードさんの重傷につながったと判断」したものらしいです。

英語ではH&S(Health&Safty)もしくはHSEという部署なので、訳はそのままってカンジですね。
日本に相当する部署はあるのかな?
多分、労働基準局が一番近そう。



昨日ロンドンのブログをいろいろ見ていて、とある記事が目につきました。

土足でおうちに入ってくる人に閉口するって内容。
私のところでも似たような経験。
いろんな人がいろんな用でおうちに来ます。
かなり淡いクリーム色のカーペットを敷いているので、向こうから靴脱ぎましょうかって言われることが多い我が家。
窓の入れ替え業者さんだったと思うけど、はっきりとH&Sが理由で靴は脱げないって言われました。
取り換え作業中とかじゃなくて、見積もりのために来ただけだったのに。
家電類の取り付け時にいろいろうるさいことを言う業者さんもいます。
でもそういったところは「きちんと管理してるんだなぁ」って逆に好感持ったりします。

大きなものを配達してもらう時なんかも、「H&Sの規定で3段以上の階段があるところへの配達はその入り口までになります」とか、「この重さ以上の配達にはH&S の規定でもう一人の作業員が必要なので、割増料金がかかります」とか、イギリスでは日常生活によく登場します。

子供関係のことなんかは、ニュースになったりもする。
大概、常識で考えれば、そこまで規則に縛らなくてもって場合かな。

イギリスでは職場のH&S がきちんと守られていて、事故が少ない印象があります。
ロンドンオリンピック工事現場での事故がほぼ0だったのも有名な話。

日本だと、工場なんかでの安全基準は大丈夫だろうけど、サービス業の人たちの安全管理がずさんそう。
ブラック企業とか、問題になっていますよね。
私はほとんど見る機会がないけれど、テレビ業界なんかでもよくこんな番組作るなぁってびっくりしたりすることがありました。

どっちの国がいいなんて話ではなく、どの国でもどの業界でも安全に働ける環境って大事。



***お知らせ*** 
英国公認日本語観光ガイド協会ではチャリティーツアーを行っています。 
詳しくはウェブサイト(リンクします)をご覧ください。     
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2 件のコメント:

T子 さんのコメント...

はじめまして。半年前頃からよく覗いています。
私がブログランキングから閲覧しているからかもしれません、最近貴殿が特定の方にしきりに言及したがることに違和感を感じています。見ている方が見ると、陰口のように思えてしまいます。
普通の、楽しいブログに戻って欲しいです。特に、実名でされているので。余計なお節介ですね。

miki bartley さんのコメント...

T子 さん、こんにちは。特定の方っていうのは、この記事中に少し触れたブログ記事のことですか?陰口どころか私は彼女のブログすごく面白いと思って紹介したつもりだったんですけど。はじめはブログ自身もリンクしたんだけど、リンクの許可をもらっていなかったので、その部分だけ後になって削りました。紹介したのはこの記事のみなので、「しきりに」っていう箇所は腑に落ちませんが、ブログは公のものなので、いろんな感想を持つ人がいるから注意しないといけないなって勉強になりました。アドバイスありがとうございます。