「シャーロキアン」というのは、シャーロックホームズの熱烈なファンのこと。
正典とよばれるシャーロックホームズの物語を熟知していて、日々、その研究に時間を費やす人たちのことです。
平たく言うと、「シャーロック・オタク」です(笑)
私が推理小説で一番好きなのはクリスティーで、こちらは今でも文庫本を全巻持っていて、時々読み返したりしています。
子供の時にホームズものを読んだ記憶はありますが、アルセーヌルパンのファンだったので、ホームズはそんなに好きではありませんでした。
(ルパンのシリーズの中に、ホームズとの対決があるのです)
ところが住んでいる場所がロンドンですから、シャーロックホームズファンにはよくお目にかかります。
お客様の場合もあれば、知り合いだったり。
そこで、何となくいろんなことを調べたりしているうちに、特にファンではないけれど、ホームズのことに、やたら詳しくなってしまいました。
ホームズファンの方をご案内するときには役に立ちます。
もちろんホームズ全集も持っていて、ちゃんと英語で読んでいます。
ところで去年だったか、BBCで「Sherlock(シャーロック)」というドラマを見て、すっかりこれにはまってしまいました。
日本でも放送されたそうですね。
一体どんな訳になったか、とても気になります。
シャーロックホームズの現代版。
主役のベネディクト・カンバーバッチがもう大適役!!
こちらではDVDが出ていて、私もちゃんと買いました(笑)
シャーロキアンのために作られたような作品。
この「シャーロック」は英国のテレビ番組でもっとも「オタク度」が高いといわれる「Dr.Who」の製作チームによって作られました。
インタヴューで、制作にいたる理由を聞かれて「だって、他の人が作ったら悔しいから」
かなり細かいところに熱を入れて作っているので、何回もDVDを停めながら同じ画面を注意して「見逃した箇所がないかどうか」チェックしたり。
そんな私を見てティムちゃんは「みきちゃんは立派なシャーロキアン」だと言うようになりました。
私は今でもそうは思わないんですけどね(笑)
で、今回JRTGAで、チャリティーツアーを企画したときに、シャーロックホームズのウォーキングツアーを思いついたのです。
イギリスでこのドラマの人気もあるし、元からのシャーロックホームズファンもいるだろうから、たくさんの人が参加してくれるかな、と思って。
今日、このツアーを行いました。
参加者13名さま。
桃太郎君にカメラマンを勤めてもらって、ところどころ写真を撮ったり、ビデオを撮ったり。
予定よりも少し長くなりましたが、楽しい2時間半でした。
それにしても、ビデオで見ると、無駄な動きやガイデイングのまずさがよくわかります。
たまにはこんな風に客観的に自分を観るのもいい経験だと思いました。
今日、参加して下さったお客様、どうもありがとうございました。
この後のツアーは
2月28日火曜日、V&Aのツアー
2月29日水曜日、サウスケンジントンのツアー
3月6日火曜日、シャーロックホームズのツアーです。
私のツアー以外にも楽しいツアーがたくさん企画されています。
どうぞJRTGAのサイトをご覧下さい。
おまけ。
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