2017年12月23日土曜日

お休みがいっぱい

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桃太郎君がガールフレンドの B ちゃんとクリスマス休暇でおうちに戻ってきています。
もう世話を焼くのが楽しくて仕方ない私。
ティムちゃんには申し訳ないけど、やっぱり桃太郎君の方がかわいい(笑)

Bちゃんはクリスマスだけ実家に戻りますが、それ以外のクリスマス休暇はここで私たちと過ごす予定。

ティムちゃんも張り切って毎日のお献立を考えています。

桃太郎君とBちゃんは同じ大学出身で、卒業後すぐに希望の業界の大手に就職しました。
まだ肩書はジュニアだけど、毎日楽しんでお仕事しているようです。

イギリスでは有給休暇をクリスマス時期に取る人たちが多いので、桃太郎君たちが働いている会社ではこの時期1週間ちょっと、会社自体を閉めてしまいます。

クリスマスと翌日のボクシングデー、そして新年はイギリスでは祭日。
スコットランドでは1月2日も祭日なので、会社自体をお休みにしてしまった方が効率がいいのが理由かな?
本当のところはわかりませんが。

この国では、働く人の有給休暇は最低でも5.6週間と定められています。
なので例えば1週間に5日働いている人なら、年間で28日の有給休暇があるわけです。

使い方は人それぞれですが、桃太郎君たちはクリスマスとホリデーに10日ずつくらいを取って、残りは週末につけ足して、ヨーロッパへのシティーブレイク(3日程度のミニホリデー)に使っているようです。

毎月いろんなところに出かけているようで、それがまたお仕事でのインスピレーションに役立っているよう。

桃太郎君の会社ではチームでいろんなことをやっているので、それでこの時期、チームが揃いにくいという理由も、会社自体をお休みにするになっていると想像します。


この間ツイッターだったかフェイスブックだったかに日本での有給休暇の取得率が世界最悪だっていう記事が載っていました。

各国との比較ですが、イギリスは取得率が載っていなくて「そりゃそうだろう」って思いました。
100%だと予想します。


びっくりだったのは、日本での、有給休暇を取らない理由。

他の人に迷惑がかかるからとか、病気など急な出来事のために残すとか、「会社が考えないといけないことを一個人が考えなくても」って思ったのが正直な私の感想です。

イギリスでは、病気になったら病欠取ればいいし。
ホリデー中に病気になったら、ホリデーを病欠に切り替えることだってあり得ます。
ペットが死んでしまったら、忌引き休暇を取る人もいますし、マタニティーやパタニティー休暇もちゃんと認められていて、しっかり取るようです。
もちろん会社によって規則は色々ですが、桃太郎君の同僚はパタニティー休暇(有給)5か月目らしいし、ティムちゃんの会社でも病欠が1年近くになる人もいますし、おばさんのお葬式という名目の休暇を10回以上取った人もいます。
日本の金融関係の会社で、パタニティー休暇が取れなくて困った話を何かのニュースで読みましたが、母子手帳がないので、DNA検査の結果を提出したなんて、信じられない話です。イギリスでは実子でなくても休暇は取れます。

かたや私は自営業。
お休みは自分の好きな時に取れますが、有給休暇はありません。
なので、ガイド料金を時間で割って単純計算した数字を持ち出されると、ちょっと違うんだけどなぁって思います。
厚生年金とかもないしね。

イギリスで自営業の人を契約しているといった建前の「Uber」とか「Deliverloo」なんかが問題なのは、そういった雇用される側の保障が争点。
キモチはとてもよくわかります。


最近、日本のニュースを読むたびに、イギリスに住んでいてよかったなぁって思うことが多くなりました。

桃太郎君が頻繁に帰ってきてくれることも、もし日本に住んでいたら無理だろうなぁって感じるので、その一つ。

老後の蓄えについての記事を読むたびに、日本でかかる老後の医療費(介護費じゃなくて)とかにもびっくりしています。

イギリスに永住権を持って住んでいても、老後は日本でって帰国する人がたまにいますが、大丈夫かなぁって余計な心配をしてしまいます。

もちろんイギリスが日本よりいいところはごく一部です。

違う国を比べていいとこ取りっていうのはちょっと難しい。



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