2010年11月18日木曜日
Shepherds Falkiners
ロンドンの大英博物館のそばにある、製本用具の専門店「Shepherds Falkiners」に行ってきました。
こんなお店があることは、聞いたこともなかったのですが、日本のガイドブックには載っているそうです。
名前は覚えていませんが、「ヨーロッパらしい、専門店や小物屋さん」みたいなガイドブックでした。
大英博物館のあるエリアは、ブルームスブリーとよばれて、文学や絵画にゆかりの深いところですから、こういった専門店があることには驚きません。
一歩店内に足を踏み入れると、少しだけ時間が戻ったみたいです。
グラウンドフロアーには、色とりどりのラッピングペーパーやティッシューがきれいに壁にかけられています。
また、たくさんの紙の見本がバインダーに綴じられています。
ラッピングペーパーには「Chiyogami」なんて名前のついたコーナーもあります。
レースのような和紙なんかもあったり。
見ているだけで、楽しくなるような柄や、少し懐かしい柄、明治時代の本のカバーになりそうな柄なんかもありました。
階段で下に降りると、製本のための用具なんかが売られています。
テープなんかも測り売りだったり。
そんななかで、「ヤマトのり」の文字。緑色のプラスティックのチューブに黄色いキャップ。
なんか子供の時に見たことあるような・・・。
なんと値段は8ポンド!
「総天然素材なんとか」って仰々しく英語で書いてあって、その他の糊とは区別しているんですが、この糊、こんなにするの?
ちょっとサイトで調べてみたら、ヤマト糊のオフィシャルサイトで見たら、241円。
お店の人に聞いたら、「日本製だし、天然素材で質もいいから人気商品」だそうです。
一緒に行った人は、綺麗なラッピングペーパーを何枚かと、製本用のテープ(背表紙の内側に貼るもの)を何種類か買っていました。
紙なんて、日本にいいものがいくらでもありそうだけど、柄の種類はやっぱりヨーロッパのものが面白いそうです。
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2 件のコメント:
ヤマト糊の意外な出世(笑)感激です!
舌切り雀のお話で、糊を食べて舌を切られちゃうんですよね?
日系のお店以外でドイツでも売ってるか、調べてみますね。
文房具、特に筆記具が好きなので、よく専門店に顔を出しているのですが、流石に糊は見てませんでした…。
確か、私が子供の頃はリップタイプ(?)の糊が100円前後で、ヤマト糊がチューブで数10円だったかな?なんだか、急に懐かしくなっちゃいました。
ゆき珠さん、こんにちは。
ドイツの文房具って、良さそうですね。
イギリスのはあんまりよくありません。
ペンとかも書けなくなったり、紙も質が悪いし。
日本製のペンは普通に文房具屋さんで売られています。
でもヤマト糊は、今回初めて見ました。
舌切り雀!
そんな話がありましたね。
結構残酷な内容だったように記憶しています。
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